こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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おじいさん騎士は健啖家 ~「辺境の老騎士」

これも読みましたが、なんだかおもしろかった。

辺境の老騎士 1辺境の老騎士 1
(2014/03/14)
支援BIS

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老騎士バルドはは主家テルシア家より離れ、放浪の旅に出ます。所詮老いた身、死に場所を探す旅だったはずだが…

このバルド、老いてしまったとはいえまだまだ腕っこきの騎士。しかも、知らないうちにテルシア家の窮地に巻き込まれてしまっていたり、愛馬スタボロスと死別し、古代剣に選ばれてしまったり、なんだかちょっと世直し旅の様相になってきています。
そんなおじいちゃん騎士のなんだか萌える。
そして、ご飯の描写が…何とも言えず、おいしそうなんです!
たぶん、実在の食事・食材がモデルになっているのですが、さて、そのモデル食材はなんだ、とか、その料理ってもしかしてコレなんじゃないかとか、考えながら読んでいると、もうくいしんぼとしてはおなかが減ってしまう事態に。
炊きプランの生玉子かけなんか、「うっわ、玉子かけごはん」って感じで、「飲み物」と評されて、なんだか納得。無性に玉子かけごはん食べたくなるし。

食の旅路もオツなものです。

やっと実話怪談読めそうになってきたので、「盛り塩のある家」を読み始めました。
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ほんとにどうかと思う 〜「平山夢明の全身複雑骨折」

更新ひさびさ。
本読みペースも落ちていて、読書の秋だというのにあんまり読めていません。たまってくばっか。
最近すぐ寝ちゃうからなぁ。
あと、左目に元々飛蚊症がでていたんですが、10月入ってすぐくらいにかなり大きなヒモ状のものと丸い大きな斑点がでてくるようになって、「剥離だったらヤバいなぁ」と、眼科に行きましたよ。検査結果は「加齢によるものだねぇ」とのこと。…加齢ですか。ただ、かなりひどい近視と乱視なので、剥離は起こりやすいそうで、定期検診してね(ン十年前には通っていたんだけどね)、と釘を刺されました。日にち薬で気にならなくなりますよ、とのことでしたが、ヒモ状のものはほとんどなくなって、斑点だけになってきました。
で、ゆっくり読んでたこの本。

平山夢明の全身複雑骨折平山夢明の全身複雑骨折
(2013/09/25)
平山 夢明

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相変わらずの平山ワールド。
あんまりにも非常識な人間博覧会状態です。
訳の分からん理由で他人をぶん殴ったり、怒鳴りつけたり、まとわりついたり、そんでもって自爆したりでこんな奴ばっかりだったら日本は終わりです。極端な例だと思いたいけど、こんなてんこ盛りで紹介されると、ドン引きですね。…東京はおそろしかところばい。(東京とは限らない)
こんな頭の沸いた人たちから、どーやって我が身を守るか、という指標なんぞは全くなくて、もう笑って見ているしかなさそうです。
結構、下品なネタもあるので、あんまり女子にはオススメ致しかねるシロモノですね。

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ゲームは知らなくてもイケる! 〜「盤上の夜」

最近、更新をすっかりサボっておりました。もうちょっとがんばって更新しようと思ってたんですが…。自堕落にすぎる。でも入れ替える魂もそろそろ底をついていそうなんで、大目にみてやってくださいませ(笑)

で、久々に面白かったSF。

盤上の夜 (創元日本SF叢書)盤上の夜 (創元日本SF叢書)
(2012/03/22)
宮内 悠介

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盤上・卓上で展開される、遊戯(ゲーム)は深く、広く、果てがない。6つの世界が語られ、そして、広がる盤上遊戯は、新しい奇跡を生み出す。

作者・宮内悠介氏のdビュー作。表題作は第一回創元SF短編賞・山田正紀賞をとり、さらにこの本は「SFが読みたい 2013」で国内編では2位を受賞しました。で、こーゆーものは、ちょっと眉にツバしつつ、「あんまり面白くないんでしょ?」と少々ヒネくれた視点で読み始める事が多かったんです。最近そんなんばっか読んでたんで。
でも、これは面白かった!!正直、ナメでました!!
囲碁・チェッカー・麻雀・古代チェス・将棋、そして物語は集約しながら再び囲碁の世界へ。もちろん、それぞれのゲームの知識があればより面白いのでしょうが、なくても大丈夫です。それは、ゲームの「手」とかが絡むのではなく、そのゲームを通して語られているのは、あくまで物語だから。

「盤上の夜」…表題作。四肢を失った若き上流棋士・由宇と、彼女を支えた棋士・相田。由宇は失った四肢の代わりに、碁盤を感覚器としていく。「いたい」「痒い」…しかし、感覚は有限で、囲碁の手は無限だ。次第に、彼女は破綻していく。 囲碁、というと「ヒカルの碁」くらいしかわかりませんが、その盤上で戦うものは孤独でありながら、いつか出会うのです。
「人間の王」…私はこの話が一番好きです。実在したマリオン・ティンズリーという人物を話の軸に据え、人間に挑んだ機械と、その予想外の決着についての話。ゲームはチェッカー。ティンズリーを非常によく知る人物へのインタビューの形式をとりつつ、実は…という展開が効いています。できたら、ティンズリーについてもちょっと調べてみてください。…かっこいいんですよ。
「清められた卓」…これは麻雀。あまりに異様な、それゆえ、なかったことにされてしまった「第九回白鳳位戦」。それはどんな戦いだったのかを、ひとりのジャーナリストが追う。
「象を飛ばした王子」…古代チェス・チャトランガ。それを思いついてしまった王子・ラーフラ。彼はブッダの息子であった。大国により、風前の灯火のようなコーサラの国で、彼は悩み、惑い続けます。しかし、ラーフラの考えたゲームに対するツッコミがみんな同じとは…。
「千年の虚空」…ゲームは将棋。葦原兄弟と織部綾。3人の奇妙な、それでいて濃厚な生活から、全ては始まる。兄弟の全てを掌握した「魔性」の女、綾。兄・一郎は量子コンピューターを駆使した「量子歴史学」により、この世というゲームを殺すゲームを行おうとし、弟・恭二は統合失調症を患いながら、将棋というゲームで神を再構成しようとした。個人的に、「量子歴史学」という発想がツボでした。
「原爆の局」…かつて、ヒロシマに原爆が投下された日、棋士は囲碁を戦っていた。物語は収束する。由宇と相田のその後。棋士は、高みを目指す。それを支配しているのは…。

ヒトは何処に「神」をみているのだろうかなぁ、とちょっぴり考える短篇集。テンポがいいので、飽きもこないし、しっかり読ませてくれます。いいSFだった!

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語るのと書くのは別物かも ~「不安奇異夜話 不明門の間」

さて、連続Upで申し訳ないです。ちょっと実話怪談を読む気になってきたのですが、のっけからちょっと「外しちゃった」感が漂ってしまいました。

不安奇異夜話 不明門の間 (竹書房恐怖文庫)不安奇異夜話 不明門の間 (竹書房恐怖文庫)
(2012/12/27)
ファンキー中村

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竹書房の実話怪談本は最近よく新しい人を発掘してくるのですが…
残念ながら、今回は、私とは文体が合わないようです。…そんなこと言っておいて、「怪談社」さんの本でも最初のうちそんなようなことを言ってたような気がしますが…読んでいて、情景が今ひとつ説明不足に感じます。Talkならばさらりと流せたりするかもしれません。でも、そこが流せなくてね。

「転ぶトイレの怪」…最初にトイレの説明がないので、途中まで洋式だと思ってました…転ぶ、も、どうひっくりかえるのかがぶつけた場所から推測できるともっと解りやすかったのですが。だから、トイレで起こっている怪とおじさんの話す因縁話がもう一つしっくりこない…
「くるり」…何がくるりなんだろうか。こーゆー話は好きです。
「ファミレス奇譚」…ごめんなさい。怖い話なんですが、登場人物の性別とか風体やらが最初に語られないので、誰がどのセリフをじゃべっているのかよくわかりません。
「恩賜の軍刀」…おじいさんの無念がわかります。
「遠野で出会った子供たち」…いつか、きちんと成仏できるといいですね…ただ、娘さんの霊の死因が、最初と次とで違っているようなんですが…首を絞めて川に流したのかな?

「くるり」「恩賜の軍刀」「遠野で出会った子供たち」はすきな話ではあるんですが…
うーん、ネットラジオで聞いたら、印象が違うんでしょうか…?

「因ル話」を読み始めました。ちょっと勢いついてるかな。

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決断の時 ~「新月が登るまで 4 針の上の光」

完結しました!

新月が昇るまで4 - 針の上の光 (C・NOVELSファンタジア)新月が昇るまで4 - 針の上の光 (C・NOVELSファンタジア)
(2012/10/24)
諸口 正巳

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ジグラート、サンナ、ニム、そしてヘルムトの選んだ道。神とヒトの戦いは、「世界の修正」へ進んでいきます。
凋落した神と、今、世界に影響を与える神。
自らを生み出した「神を殺す」ことを選択したニム。そして、悪魔ニムに魂を奪われる立場になり、憤っていたジグラート。でも、ジグラートがニムに対して腹を立ててたのは、やっぱり「対等の」立場でなくなっていたのが嫌だったんだね。戦って、背中をあずけていられる「戦友」。それを失ってしまったと思っていたけれど、それ以上に、ニムも、ジグラートもお互いの強みも弱みも知っている、心の根っこがつながっていることがわかったら…。
サンナは、今まではただ諾々と状況に流されているように見えましたが、彼女も自分の運命から目をそらさない、強い意思をもった選択をしていきます。それは、普通の少女が選択すべき道ではないのかもしれないけれど、彼女はおそらく後悔などしないでしょう。
そして、ヘルムト…孤独な王は伴侶を得ながら、さらに孤独な存在となります。彼は「世界」に選択され、それを受け入れたから。でも、ヘルムトはルシアナを得たから、本当には孤独ではないのだと想いたい。

以前の「世界時計と針の夢」も、「世界の修復」が語られていましたが、今回の方が登場人物が救われていたように思います。
次回作にも期待!救いのないグロでも私はいいんですが、きっと世の中には受け入れてもらえんだろうなぁ…。

怖い話を読み始めました。
急に寒くなってきて、身体が全然ついてこない…

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