こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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境界を翔べ 〜「蒼穹騎士 〜ボーダー・フリークス」

週末更新中。まとめて更新。
なんとか読書をしておりますが、なんせ名古屋は超ーーーーーーっ暑い。温度が痛い。熱中症が怖いので、クーラーを使用していると今度はクーラー病になってしまう…。水分とっても、みんな汗になって出ていくのです。

さて、こちらは少しファンタジー風味入ってますが、SF…だよね。




音速を超えたジェット機は、パイロットもろとも「竜」になる世界。「竜」は音速の領域と引き換えに、人の倫理を失い、人を襲って喰らうようになる。
3年前、人を助ける為とはいえ親友・ダインが竜化するのを目の当たりにし、それを止められなかった蒼穹騎士・ユキト。(カバーのあらすじではダインになってて笑える)
そして、「竜」を研究する女性科学者・メリルはユキトの<デュラハンⅡ>に同乗することになる。

音速の壁は、ジェット戦闘機に乗るユキトには容易く超えられるものであり、越えてはならないものだ。超えてしまえば、戻れない。親友・ダインの「昇化」を目撃し、打ち落とせなかったのは、ただダインが親友だったからなのか。
メリルはダインがいなければ、「竜」という存在に然づくことができなかった。一度「竜」とのドッグファイトを経験してしまった彼女は、その究極の状態で性的興奮を得たという。「竜」に異常なまでの執着を抱く彼女は、ユキトとは違う方向から「竜」に近づこうとしている。
後半、ダインの昇化した「蒼い竜」との空中戦はいいですね。「怪獣」と戦う、ということはこういうことなんでしょう。昔の特撮ファンにとっては美味しいシチュエーションです。
私は、ダインが全てを捨てて「竜」になってしまうのは、やむを得ない状況であったとしても、全てを捨てるということは、妹への裏切りではないのかとちょっと憤る。
元ネタはツイッターで、小説の「換骨奪胎」について語ったものだそうです。「音速を超えると竜になってしまう世界」。凄い縛りです。なかなか面白かったです。
…メリルちゃん、女の子なんだからもうちょっと控えて…


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意外な事もあったりして 〜「[図説]偽科学・珍学説読本」

今日、シーリングライト取り付けに来てもらいました。あっかるーーい。今どきのLEDはスゴイなぁ。
そして、今日は雪平鍋を再起不能にまでコゲつかせてしまいました。…お茶沸かしてて、火を止めたつもりで忘れてました。…orz。
なんか週末しか更新する気力が…。ボチボチやってますので、時々覗いてやってくださいね。

そんなんですが、ちょっとずつ、読んでたりします。

また密林でてこない。…どーなってるんだ。[図説]偽科学・珍学説読本

科学的知識、というものがあります。いろんな実験や、様々な観察を元にして、論理的に導かれた知識…のはずですが、時にその実験結果や観察にそれを行なっているヒトの「主観」がバイアスとなることがあります。そして、本来はそれらが反復実証されることによって、それは「正しい」知識となるはずですが、「人為的バイアス」があまりにガッツリかかったりすると、証明実験さえされず、「正しい」とされてしまうことがあります。さらに、それがどんどん世界に広がっていってしまうと…大変なことになったりします。
「固有振動数」によって橋が崩れちゃったから、橋を渡るときには軍隊は足並みを乱そう!とかいうのは罪がないほう。
「優性学」は有名なメンゲレ(ある意味双子まにあ)のアウシュビッツでの非道な人体実験の原点になってしまいました。「骨相学」はシャーロック・ホームズの優れた推理の根拠になりながら、一方でなんら罪のない人に「犯罪者」のレッテルを貼ってしまいました。
そうかと思うと、「ペストとはなんだったのか」という学説は、今までのネズミ媒介説を否定するものです。もうちょっと詳しく読んでみたいです。
ちっさいコラムに書いてあることは、ちょっと本当かな、と思ってしまうようなことも書いてあります。…胃潰瘍の原因は全てピロリ菌ではないですけど。
あと、できれば各章に学説とかそういうのをつけといてくれるとよかったなぁ。

もう少し掘り下げてくれると面白かったかも。

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イデオロギーの逆転は 〜「殺人鬼教室 BAD」

なんかちょっと気分が荒み気味なので、救いようがないような小説を読みたくなりまして。

殺人鬼教室 BAD (TO文庫)殺人鬼教室 BAD (TO文庫)
(2013/06/01)
倉阪鬼一郎

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ヒトを殺すこと、誰かれなく乱交することが「正しい」とされる価値観の世界。「死ぬことは最高の快楽である」と教えられる、そんな世界の「秘密」を知りたいと思ったとき、彼らは「冒険者」となる。
とにかく、殺戮、拷問、SEXの、B級上等な展開です。物語の半分くらいはこんな感じ。B級スプラッターってもともとこんな感じでした。でも、そこに後悔とか懺悔とかいう感情は全くありません。彼らは己のイデオロギーに則って「そうあるべく」行動しているのです。
彼らは「知りすぎること」を否定しているのに、彼らの周りには「秘密」が無造作に転がっています。
それを、「知りたい」と思ってしまったら。
やや、ラスト辺りが突っ走ってしまっている気はします。
でも、インモラルな感じを味わいたい方はご一読を。

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引き込まれた! ~「GENE MAPPER ーfuii buildー」

遺伝子というミクロな世界からの引っ張り具合が心地よかった、どきどきするSF。

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)
(2013/04/30)
藤井 太洋

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前回書いた「デスダイバー」から、連続でSFです。同じように「拡張現実」というバーチャルな世界が定着している世界なのですが、こちらはそれに「無理」がない。「攻殻機動隊2」に荒巻と秘書がお互い全然別のこと(秘書なんかトイレの最中)をしているのにアバターで会話しているシーンがありますが、そういうようなものでしょうか。お互いの拡張現実を有効にするのにサインがあったり、という細かい設定もおもしろい。
で、お話。

拡張現実が広く世界に浸透し、フルスクラッチで遺伝子設計された蒸留作物が食卓の主役である近未来。遺伝子デザイナーの林田は、L&B社のエージェント黒川から自分が遺伝子設計した稲が遺伝子崩壊した可能性があるとの連絡を受け原因究明にあたる。ハッカーのキタムラの協力を得た林田は、黒川と共に稲の謎を追うためホーチミンを目指すがーーー

もともとは個人出版の電子書籍だったそうですが、Best of Kindleの本2012の第1位だそうです。さもありなん。ハヤカワ文庫版は、それを再構成しているそうです。
で、これが、最初にも言ったとおり…面白いのですよ。
遺伝子崩壊を起こしたとみられるサンプルから検出される異常な容量のデータ。そして旧来型の「稲」の遺伝子。それらを付き合わせていくために、既に放棄された「インターネット」の情報を手に入れる必要があり、そのためにハッカー・キタムラの協力を取り付ける林田。この流れがきちんとしているので、まず話の芯が骨太な感じになります。
しかも、拡張現実でしか会っていなかった黒川の本当の容姿を知り、その異様さが彼への疑いを強めていく中盤。そこに、遺伝子崩壊事件は、どうもそれだけではないようだということが絡んで、ぐいっと引き込まれていきます。
さらに、もう一つの遺伝子データが、もっとマクロな世界の危険を生み出していく終盤まで。
でも、この話は人類の所業に対する単なる否定や悲観ではなく、それでも人類の良心を信じる、またが信じようとする希望がみえる終わりです。乗り越えられると信じている終わり方です。
私個人としては、蛍光グリーンの葉っぱの稲なんか食べたくないなぁというのが本音ですが、旧来型と言われる自然種の稲が生き抜けなくなっているので、それはやむを得ないのでしょう。また、衛生硬度からみえる「宣伝」の為に作物でロゴを書く、というのもちょっと理解しがたいものはあるのですが、そういう世界と思ってしまえるようにもっていかれるのが凄いです。
話のキーパーソンとなる黒川の生い立ちなどは、遺伝子操作の世界の持つ、自分の考える危険性などがきちんと反映されているのも満足かな。(症状の出現などについてはまぁ多少の無茶があるような気がしますがね)

読みやすくて解りやすいSFだと思います。
オススメですね。

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狂乱 ~「新耳袋 殴り込み 発狂の島」

やっと発行されましたね。

錯乱現代百物語新耳袋殴り込み発狂の島錯乱現代百物語新耳袋殴り込み発狂の島
(2012/12/20)
ギンティ小林

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発行が伸びまくった上に、タイトルが変わっていたので、最初気がつかなかったです。
年末に、知人から教えてもらって、慌てて翌日丸善に行きました。

タイトルも変わるはず…そんなハードな映画「新耳袋 殴り込み <沖縄編>」の撮影などに纏わる99話。
とにかく、「気が狂った」としか言いようがない。
そもそも、冷静に考えれば、いくらウタキとはいえ気が狂ったユタになりそこなったヒトが四六時中いるわけはないんですが、もうとにかく気が狂ったヒトが襲いかかってくる妄想が止まらない。
ただ、そのせいか、なんだかギンティさんがコワレ気味。それ以上に田野辺キャップがコワレちゃってます。…どっちかってーと、病理的意味合いで。もちろん、ウタキだの、スリーエスカーブだの、中城高原ホテルだの、心霊的にヤバイ所に行きまくっている緊張感も、そういう状況に拍車をかけているとは思いますが。
でも、映像で見ると、中城高原ホテルなんかは、ウタキを壊しまくって建てようとしていただけあって、なんか異様です。廃墟写真なんかでもおなじみのホテルですが、異様な雰囲気はそこでも醸し出しています。私は室内にブチ抜きで据え置かれたウガンジュの岩が怖くてしょうがありませんでした。
ギンティさんは沖縄の海で、戦没者に必死に成仏を訴えかけておりましたが…。噂に聞くところによると、バンザイクリフの幽霊目撃譚は、天皇陛下が沖縄へ慰霊訪問されてから随分減ったということです。うん、やっぱりあの時代の霊には、天皇陛下のお言葉が一番効果があるのでしょうね。

まだ、北海道編が残っているそうなので、ぜひとも書籍化頑張っていただきたいです。

今、「謎解き超常現象 DX」を読んでます。
咳が止まらなくなることがあります。おばあちゃんか、私…。

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