こたつ日和

徒然なるままに。雑記

安心(?)して開けてみて

恐怖箱 蛇苺 (竹書房文庫 HO 51) (竹書房文庫 HO 51)恐怖箱 蛇苺 (竹書房文庫 HO 51) (竹書房文庫 HO 51)
(2008/06/28)
つくね 乱蔵深澤 夜

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紅い匂いに誘われ手を出せば、草葉の陰からアイツがやってくる。あなたを喰いにやってくる。ゆめゆめ夢中になるなかれ。ページをめくるあなたの背後にご用心・・・・

超ー1から、頼もしい新人が現れました。ということで。
やっぱり実話怪談はいいですねえ。あおりに恥じないくらい、きっちりと怖い話です。
また、しっかりと読ませてくれます。
どこから読んでも怖い。気味が悪い。後味が悪い。・・・怪談好きには誉め言葉。
中にはちょっと、「くすくす」させてくれたりもしてます。

「逃げろ!」・・・ナニかが確実に起きているのに、ナニが起きているのかわからない。
「椿」・・・絵にするとシュール。だけど、なんの因縁なんだろう?
「空糸」・・・「蟲師」にこんな話があったなあ。掴むと連れてかれちゃうよ。
「がんばれマリーさん」・・・ほんとうに・・・がんばれ。せめて一矢報いてやってくれ。
「小指の思い出」・・・こ、これは怖い。首の表現が怖い。
「真っ白な茶碗」・・・そんなんでご飯食べてるネコ、怖くないですか!?油舐めそう。
「屁 二題」・・・妹さんから空気が抜ける。・・・おならくらい家ではぷうぷうこいたっていいじゃんか。
「何をされたのか」・・・わからん・・・
「多忙な休日」・・・生霊にしても出没しすぎです。
「エレベーター」・・・か、勘弁してください。密着したくないいい。
「一番風呂」・・・ほっこり。
「行列のできるなにか」・・・並びたい、でも並んじゃいけない。
「虐家」・・・取り込まれちゃったんですね。
「緊急の場合は」・・・依頼者は何が起こるか知っていたとしか思えない。
「残像」・・・終わってない、終わってないよう。

そういえば、今日は七夕。
「超怖い話 M」の発売日じゃあないですか!!今から本屋に行かないと。

近所のコンビニの前にネズミが死んでます。ネコもいるけど食べないし、誰も始末しないので、なんかだんだんエライコトになってきてます。ネズミで「帷子が辻」を実演チュウ。なんとなく観察して、しかもUさんに報告しているワタクシ。・・・腐敗ガスが溜まると、膨れるんですねえ。日野日出志のマンガみたいだなー。
本屋に行きがてら、また見てしまいそう・・・

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ちょっとあおり文句に負けている

超短編の世界超短編の世界
(2008/06)
創英社出版事業部

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さまざまな「恐怖」のカタチ。
わずか数百文字で綴られた「ものがたり」。
いま”58”の恐怖を解き放す・・・。


ちょっといい感じのオビのあおりだったので読んでみました。
・・・・・うーーーん。
ちょっと、自分の期待した「恐怖」のカタチではなかったようです。「幻想」とか、そういう感じのものが多いかな。WEBで発表された形態が、今ひとつよくわからなかったので、「カラダガコワイ」とかの括りで分かれているものなども、ちょっと解説しすぎかな、と。「てのひら怪談」が800文字なので、それより短い字数の縛りで、ここまで表現できるのはさすが、としかいいようがないのですが、単独で読んだときの説得力も要求したいところです。・・・贅沢かな。
参加していらっしゃる作家さんには、「てのひら怪談」なんかで活躍されている作家さんもいます。
好きな話もたくさんありましたけどね。

「境界線」・・・ちょっとオチがわかりやすいかな。でも、思考の展開が面白い。
「今昔物語異聞」・・・あら、どんでん返し。こーゆー黒い終わり方の昔話は好き。
「傷」・・・ナニが出てきたんだろう。きぃ。
「午後の林」・・・神隠しって、こんなもんですね。
「眼鏡」・・・歴史の事実は、フィクションより怖い。お気に入り。
「引き算」・・・たった一行のシュールさ!アニメで見たい気がする。
「蝶」・・・切ない。
「僕はみゆきを探している」・・・視点が違うよ。探しているのは・・・・
「原始の感覚」・・・これは・・・なんか実感してしまった。たしかにね、そう思うよ。
「時の澱」・・・ちょっとSFテイスト。
「夜目、逃げ足」・・・落語っぽいオチです。
「天ぷら供養」・・・愛の形・・・なのかな?
「隣人」・・・ちょっと時系列的にこのオチは無理っぽい気もしますが、皮肉な感じ。
「駅までの道」・・・雪だるま式不幸の連鎖。

あら、書き出してみると意外と好きな話も多かったですね。
でも、やっぱり恐怖とはちょっと違うなあ。

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