こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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新しいコンテストの開幕です。

怪談実話コンテスト傑作選 (MF文庫ダ・ヴィンチ)怪談実話コンテスト傑作選 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
(2010/04/21)
『幽』編集部

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第1回「幽」怪談実話コンテストの傑作選です。
これは、けっこう縛りが厳しい…確実に実話である為に、取材されたヒトからも確認を取る…ただでさえ、そんなハードルの高さがあるのに、さらに、読者が「怖い」と思う作品に仕上げる。
実話怪談作家の登竜門としては、やっぱり「超ー1」が上がってきますが、こちらのある意味こなれた怪談に対して、今回はちょっと文章が拙いなー、とか、もうちょっと解りやすいほうがいいなーとか、思ってもしまうんですが、逆に、ある程度コマの出揃った感じのある「超ー1」から離れた(厳密な意味で離れてはいないでしょうけど)ところでの、新しいコンテストですので、これからに期待したい所です。

「黒四」…黒部ダム建設に関する怖い話はいっぱいあるようです。昔、観光旅行に行ったときのガイドさんがそーゆー怖い話ばっかししてくれました。…命を救ってくれる話でしたが、逆に命をとられる話もあったんではないかな、とか。
「あなたのうしろにへびがいる」…後半の畳み掛けるような死の連鎖が、ぞっとする感じです。
「真夜中のギター」…ヒトの縁とは不思議なものです。きっと、生きてるときから、気付いていてほしかったんでしょう。
「火葬場の煙」…もともとラジオとかって、霊の声を聞こうとしたんじゃなかったっけ…見事に繋がっちゃいましたね。
「壁」…素人に30分で描くなんてできないよなー、とかいうツッコミが…もうちょっと、どろっとした話になってもよかったかも。
「ありえることとありえないこと」…私としては、ちょっとありがちな話で物足りない。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のワンシーンみたいですね。
「ロンドンから東京へ」…ちょっとタイトルは割愛。えーと、まだるっこしくって、スキじゃなかった。繋がっているのか、そうでないのか…
「タキシード」…なんか、平山さんテイスト。
「井戸の中」…黒い手が…というのは、なんとなくビジュアルにしやすそう。お父さんが、地元のひとにはちょっとヤなヤツですな。
「細い腕」…最初の方、ちょっと下調べが…みたいな言い訳が多い気がしないでもない。話のキモとなる細い腕が出てくるくだりがあっけない。
「赤い車に関する記憶」…人物写真だったらありがちな話になってたんですが。最後、記憶からも消えていったのが不気味です。
「霊感三代」…他人にはわかりにくい遺伝です。でも、霊感の遺伝なんて、こんなもんかも。
「スターハウス」…スターハウスとの因果がわからないので、ちょっとぴんとこない。
「古家の守」…何かがあったとしかいいようがない。
「ささやき」…パンチが効いていて、スキ。
「しにますよ」…なんか、根の深そうな話です。…作者、大丈夫でしょうか。

スキなのは、「赤い車の記憶」「ささやき」「あなたのうしろにへびがいる」ですね。
さて、今回の作者達。これから、どんな風になっていくんでしょうか。楽しみです。

次は「厠の怪」を読むことにしてます。
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