こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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ウソは嘘のまま

祝・シリーズ化!!
現代百物語 嘘実 (角川ホラー文庫 い 3-7)現代百物語 嘘実 (角川ホラー文庫 い 3-7)
(2010/06/25)
岩井 志麻子

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嘘から出た真実といいますが、嘘はどこまでも嘘です。たとえ、そこに真実が紛れ込んでいても、誰かがそれに気付かなければ、いつまででも嘘のままではないでしょうか。
平山夢明氏の書く狂気が、肉体の損壊を伴って周辺に狂気を撒き散らすのに対して、岩井志麻子女史の書くこれらの嘘つきは、自分の狂気に気付かなかったり、或いは意図的に利用していたり、身体的というよりはそれ以外の部分でヒトを不安にさせていきます。
とにかく、「ゾクリ」とさせられてしまう。
嘘の方向が変わるだけで、被害者が加害者に変わり、淑女は悪女に変わり、周囲はそれに振り回されてしまうのです。また、嘘の価値も変わってきます。なんでもない嘘、というものがここにはないのです。
中には、「心霊体験じゃないのかな?」なんて思える話もあったりしますが、志麻子女史が「見えないし、聞こえないし、感じない」という立場を一貫して主張しているので、まあ、そこは本人の主張を尊重しつつ。
で、この話の怖い所は、これらの作中人物が実在していることなんではないでしょうか。

腰を労りつつの読書生活です。
寝転んで腹ばいで、が腰によろしくないのですが、この体制でないと分厚い本が長時間読めないので、ぼちぼちと。
もうそろそろ、良くなりそうな気配もするんだけど。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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