こたつ日和

徒然なるままに。雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

伴天連忍法!! ~「くるすの残光」

どーも、伴天連の宗派が好きではないので(宗教を好き嫌いで判断してはいかんのでしょうけど)、なかなか読み進まなくて。
じゃあなんで読み始めたんだ、といわれると、「忍者だったから」としかいいようがない。

くるすの残光 天草忍法伝くるすの残光 天草忍法伝
(2011/02/11)
仁木英之

商品詳細を見る

なんか、表紙カバーの忍び装束の少年が、ナ〇トに出てくるサ〇ケみたいだなー、というのはさておき。
私、「仮面の忍者赤影」とかの世代なんで、「伴天連」というとどっちかってーと、
「うぬ!伴天連の妖術使いが!!」
とゆーフレーズがくっついてきてしまいます。イメージって怖い。
しかし、こちらは「妖術使い」ではなくて「忍者」なんです。あくまで、忍者。いや、技は思いっきり妖術ですけどね。山田風太郎の「忍法帳」のシリーズの忍者に近いかな。

島原の乱。天草四郎時貞は、「修道騎士」に自らの「肉体」を、そして一人の少年に「種」を託し、死んだ。
しかし、四郎の元にあった聖遺物は幕府へ、天海の元に届けられた。
天草四郎の復活を信じ、聖遺物を奪還し、神の国を地上に現そうとする、四郎の異能を授かった修道騎士と、切支丹を滅ぼし、幕府の御世を平定しようとする宗旨改方の戦いは、舞台を江戸に移す。

四郎の残した聖遺物の一つ、「荊冠」を与えられた大館義之とその手下の南部陰の文丸は、異能を与えられます。できれば、もう少し「荊冠」に纏わるわかりやすい異能のほうがよかったんじゃないかなー、とは思いますが、まあそれはヒトそれぞれでしょうかね。で、強大な力をもてばそれに溺れていくのも人の性、というわけで。
また、修道騎士も四郎の肉体に象徴される異能を授かっています。が、これもちょっとわかりにくいのが難点かも。何人かはその能力がいまいちはっきりしない(これは続編とか考えているからかな?)のですね。
そして、彼らの戦う理由はほぼ等しいのですが、そのために考える段階、というか手順が少し違っているようです。「仲間の仇を討って」「すべての異教徒を滅ぼして」「異教の徒であっても、清い心の持ち主は残して」神の国を現出する。
私は、宗教のこーゆーとこが苦手なんですね。最終的な目的が達成されれば、案外手段が血みどろでも構わない、みたいなところ。そして、それに子供が巻き込まれるのもどーかなー、と思います。それが自分自身の選択であったとしても。
そして、そんな子供の救いとなるのは、やはり、「母」でした。

いろいろ伏線…天海上人のこととか、宗旨改方のこととか、四郎の異能のこととか、七つの聖遺物のこととか…が未回収なんで、もしかしたら続編でるのかな?
寅太郎親子のささやかな幸せが続くといいのですが。

さて、ようやく「琉球怪談」を読み始められます。
「地図男」が文庫化されたし、月末は読みたい本がたくさん出てくるので大変だー。
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~か行 | コメント:2 | トラックバック:1 |
| HOME | NEXT
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。