こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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困ったさんがいっぱい ~「検証 大震災の予言・陰謀論」

間違った情報を広めるのは良くないのですが、混乱した状況下ではそれもやむを得なかったのかもしれません。でも、ちょっと待て。まずは落ち着いて考えましょうよ。

検証 大震災の予言・陰謀論 “震災文化人たち”の情報は正しいか検証 大震災の予言・陰謀論 “震災文化人たち”の情報は正しいか
(2011/11/18)
ASIOS アンドリュー・ウォールナー

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大震災の後、雨後の筍のごとくわらわら出てきた「専門家」。しかし、「え?なんかおかしくないか?」ということを言い始める人、それを周りに吹聴するヒト、なんかいろいろ出てきました。私の職場にも、急に「反原発」になって、「福島原発は核爆発だよ!」といったオバサンとかいました。反原発はいいんだけど、節電なんかしてもいないオバサンの行動に「原発に頼りたくないんだったらまず、あんたがつけたそこの無駄な電気をけしなさいよ」と言い続け、核爆弾と核融合炉は違うという話を何度したことか。でも、まあ、世の中そんなもんの知識の場合がほとんどではあったんだろうと思います。ただ、良くないのは、それが本当に正しいのかどうか、ちゃんと調べていないことでしょう。
こういうとき、一番タチが悪いのは、「ほんのちょっとの事実を含んだ真っ赤な(でも理解しやすい)嘘」とか、「なんか良くわかんないけど、立派な肩書きを持ってるヒトのお言葉」ってやつなんじゃないかなー、と思ってました。
で、震災から約8ヶ月たって、出てきたのがこの本です。
買った本屋では、オカルト系のコーナーに置かれてまして、震災関連書籍とは全く別物扱いでしたけど、それってどーなんだろう?タイトルのせいだとは思いますが、これは震災関連書籍のコーナーに置くべき本です。書店員、オカルトと思って中身読んでないだろう!?これはオカルト本ではありません。ちゃんと、震災と情報の関連を考察した本なので、是非ともみなさんに読んで欲しい。

「第1章 東日本大震災は人工地震だった!?」…震災直後から、ネットで流布している、どーしよーもないガセネタです。信じる人なんているのかよ、とネットで引っ掛けてみたら、出るわ出るわ。そりゃあ誰かのせいにしたいのはわかりますが、問題の根本解決にもならなければ、今後の対策にもなんの役にも立ちません。ここでは、そーゆー「ネタ」をきちんと説明して否定してます。そーいや、職場の同僚2名から、「人工地震ってホント!?」とマジで聞かれたなー。
「第2章 大震災後にもてはやされた「震災文化人」の主張を検証する」…ここに掲載された人々は、まあもともと胡散臭いヒトだったりもしますけど。ただ、自分の話が間違ってたら訂正する勇気も必要。そうじゃなかったら、「自分は専門外なんで」ときちんとお断りする。あと、自分の著書が売れていると自負されているならなおさら、自分の発言の影響力も自負しておいていただきたいです。・・・頼むよ。
「第3章 大震災後に広まったデマ・誤信」…原発は核爆発しません。うちのオバサンに、この内容読ませたいけど、理解できるんだろうか。あの水素爆発の映像は衝撃的だったけど、「キノコ雲だったから核爆発」という説が流れたのは驚いた。そしたら、往年のライダーシリーズの爆発は核か、と突っ込みたくなりましたな。また、文章のつまみぐい(コピペして自分の都合の悪いとこは削除)がネットではまかり通っているのがわかります。むー。コラムがすごく面白かった。
「第4章 大震災後に広まった予言とニセ科学」…この章はこのASIOSのお家芸みたいな章。ホメ○パシーとか。ジュセ○ーノとか。

未曾有の震災で大変なメに合い、原発事故で非道いことになっている人たちがいます。現在進行形です。放射能怖いのは、どこにいたって当たり前です。でも、むやみやたらと怖がって、根拠も明らかでない話に縋って引っかき回すのは、少なくとも家も命も奪われなかった私たちがやっちゃいけないことだと思います。また、そうなることを煽るのはもっての外でしょう。
そういう反省も踏まえて読んで欲しい本です。

怪談本を買い漁ってまいりましたが、まだまだタイバニ熱が冷めやらぬ状態なんで、じわじわ読みになるかもしれません。更新滞らないようにはしたいんですが…。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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