こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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エッセイとしては、微妙 ~「戦国武将の余談のよだん。」

祝!「のぼうの城」公開!ということでしょうね。

戦国時代の余談のよだん。戦国時代の余談のよだん。
(2012/10/26)
和田 竜

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前半は作品執筆に関わる取材秘話(秘話というほどのことはない)、後半は戦国武将のこぼれ話、というコンセプト。連載していたエッセイを加筆修正したそうですが、これ、「次回に続きます」としたところがなんとなくタイミング悪い感じ。ただ、作者は案外生真面目なんだろうな、という感じが、文章の端々にでてきているようです。
取材秘話、という部分には、あんまり秘話という感じは受けないのですが、ただ、戦国~現代、というものは繋がっているけど違っているんだなぁ、としみじみしてみたり。「のぼうの城」で水攻めされる忍城の図面をみると、水辺と陸地がネガポジ反転してしまっていたりするので、そこを脳内で修正する話なんかは、「時代物」を格上で、どうしようもなく変わってしまった部分を「なんとかする」話でちょっと面白いです。が、取材秘話の部分よりも、どーも、関連する武将なり、侍なりのエピソードをこぼれ話的に書いてる時の方が生き生きしてるのはどうしてなんだ。取材話はなんとなく淡々としてさえいるのに。いや、オドロキとかは伝わってくるけど、それって、普通にしてても伝わってくることだから…和田竜らしさは、「こんな話があったと伝えられているよ」みたいな部分に凝縮されているように思います。
その分、後半の戦国武将の話は面白い!エピソードを語りたくって仕方ない感じがして、こっちの方が面白かったです。…もしや、前半部分は自分の話だから照れたりとかしてたんだろうか?私としては、こんだけ戦国武将がどーのこーのと言われている割に、輝くお父さん(元就)のせいでスポットライトがあたりにくい小早川隆景や、吉川元春なんかのエピソードが面白かったかも。お父さんの言うところの「三本の矢」のうちの2本ですね。見事に知恵者と武辺者に分かれててそれぞれが毛利家存続のために動いていた、というのは、もっと語られてもいいんじゃないでしょうかね。(腐女子的にもな)
あと、キンコン西野さんの挿絵も面白いです。…もう、震源の「謙ちゃ~~ん」の顔が可愛いったら。

で、やっぱり次回作が気になるんですが…気長に待ちますので、早めによろしくお願いします。(どっちだよ)

「トンデモ本の新世界」を読み始めました。冬コミの原稿もしなくちゃいけないのに、なんか一生懸命読んじゃってます。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~さ行 | コメント:3 | トラックバック:1 |
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