こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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黄泉比良坂通りませ 〜「デスダイバー」

なんだかんだと本を読む。
でも、やっぱり更新はぼちぼち。がんばりたいです。

デスダイバーデスダイバー
(2013/04/07)
両角 長彦

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エンターテインメントとして世界が注目する「バーチャル・デス」。そのソフト開発の裏で進行する、人類の未来を左右するプロジェクトと、「デスダイバー」と呼ばれる謎の存在とは…?

SFとしてのリアリティは…どうなんだろうか。
バーチャル・リアリティをエンターテインメントとして愉しむ世界…なのですが、そのためのギミックが不完全のような気がします。まだまだ発展途上…ましてや、使用により健康被害が予想されるような代物は、社会的にはそんなに波及しないと思うのです。それ以外の分野での利用がされているような表現がないように思うので、果たしてエンターテインメントのみのためにそんな危ないもの、身体に埋め込むものかなぁ…。
まあ、これを受け入れるとしても、「死に至る過程」を楽しむようなことは、なかなかヒトの感覚としてできないのではないかなぁ。多分、倫理がなんだかんだで、社会的にも受け入れられないだろうなぁ。
で、これらを受け入れたとして。
そういう世界で最先端の「バーチャル・デス」というコンテンツを提供していた「ファントム・アミューズ」社で、突然起きた爆発事故。これにより、社長含め開発主要メンバーは全員死亡してしまう。「事故調査」のため未確認事象調査官(UAI)・藤森捷子はFA本社に連れ出されるが…。
なんとなく、違和感が拭えないまま読んでいくと…「バーチャル・デス」の更に先にFA社社長の目的があり、さらにその「犠牲」になっているひとりの少女の存在により、物語は加速していくのですが…。

なんでだろう。
結構ハードなんですが、拝島や佐川凛の行動などの根底にあるものが甘ったるい感じです。拝島なんか、その上安っぽい。
そして、UAI藤森も、なんで出てきたのかわからない…。そういう技能・資格を持ったヒトがいるのはいいのですが、なんでこの事件に関わってくるんだろう?多分、そういう細かい必然性がつながってこないから違和感が続くんだろうな…。

ヨモツヘグイをしたら、黄泉の世界の住人になるしかない。
「死後の世界」というタブーに触れる。ということはそういうことだと思うんですが…
ちなみに、私は社長の主張に反対ですね。
「死ぬ」という過程を弄ぶことは、死の恐怖を克服することにはならない。
厳然とある「死んだらどうなるのか」は、死んだ後の世界を指すと思う。
では、「死んだあとの世界」が分かったら…人間は絶望すると思います。
人は想像します。死んだあとの世界は、現在のこの世界とは違うんだろう。もしくは、自分は死んだら消えるのだろう。
そうではなく、「次の世」が続いているのは…辛いと思います。

うーん、うまくまとまらないなぁ。

全体にもうひとつ、な感じが拭えませんでした。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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