こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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空想科学をもっともらしく・・・

こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』
(2002/04)
山本 弘

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さっきの更新でSFは「すこしふしぎ」の略、なんて書いてますが、実際は違います。
未来だの、うちゅーだの、異世界だの、そんな中で、自分の書きたい世界を確立するためには、どういう理論が必要か、現存する理論を吟味しつつ、でっち上げる。でっち上げとわかった上で、納得させられたなら、それはしっかりしたSFではないのかしら?
実際にエネルギー保存則やら、質量保存則やらで考証しだしたら、ワープも亜空間ドライブもムリに決まってるじゃないか!!
で、この本。
以前、柳田理科雄という方の出した「空想科学読本」とかのシリーズの悪意みたいなものがばんばん指摘されていて、痛快でした。
私も空想科学読本は読んでいて、マッハ0.9でウルトラマンが溶けるとか、マジンガーに乗ってる兜甲児が複雑骨折(できれば、粉砕骨折といって欲しいものですけどね)とか、よくまあこんなに変な理屈がでてくるわな、なんて思って読んで、2以降はばかばかしくって読んでません。計算も出てくるんですが、式すっ飛ばして結果が出てくることもあり、数のケタが膨大で、検算する気も起こさせないです。・・・上手いな、理科雄。
で、そーゆートンデモないところを、どうおかしいか、何処までが正しくて、何処でおかしくなっちゃったか、説明してくれたのがこの本です。さすが山本弘と学会会長。検算とかもしっかりやってくれてます。
SFってね、愛なんですよ。こーゆーことがしたい、でも現在の科学じゃムリ、だったらこーゆー理論はどうか、この理論の穴は、こーゆー「未知」の物質が見つかったことにしよう、とか。無駄な努力だろうケド、作品をいかに面白くするか、引き込むか、作者はきっと物凄く考えている。(最近そーでもないGとかあるけどな)
否定や貶しが笑いになるのはあんなり好きにはなれない。空想科学読本は、結構長く続いてますし、柳田氏はほかにも本出してますけど、この5年も前に出された本で指摘されたこととあんまり大差ないことを今でもかいているのでしょうね。しかも、確信犯だ。

SFって、楽しいものなんだよ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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