こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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真実も隠されているの・・・?

〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-1)〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-1)
(2008/06/21)
安曇潤平、岩井志麻子、加門七海、木原浩勝、京極夏彦、小池壮彦、立原透耶、中山市朗、平山夢明、福澤徹三

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寄稿のスタイルは、自由。与えられた枚数の範囲内であれば、ひとつの物語を短編の形でじっくりと綴ろうが、いくつかの物語を掌編として連ねようが、どうなと御随意に。
ただし、そこで語りだされる物語は、虚実皮膜のリアルサイドに楔を打ち込み、亀裂を走らせ、われわえの眼前にある現実(リアル)を震撼せしめるものでなければならない・・・・・


とのコンセプトで、10名の作家がしたためる怪談集です。
不特定多数の読者に読んでもらうが故、語られる「実話」は、あるときは語り手の名前を変えさせ、あるときは場所をぼかし、そして書き手のセンスで「怪談」へと昇華していきます。
待っていた甲斐があった本で、私は非常に満足。できれば、第2弾、第3弾と続いて欲しいところですが、どうだろう?
作家さんのファンの方、ぜひともお手に取ってくださいませ。
そして、怪談の世界に足を踏み入れませんか?・・・・抜け出せなくなりますけど。

・「成人」京極夏彦・・・因「縁」は、一旦絡みついたものを離さない。その家に棲まうモノは、彼を手に入れようとしている。京極氏らしい、後味の悪さ。
・「見知らぬ女」福澤徹三・・・「わたし」が見ていた「真衣」は誰なのか。「朋美」は気がついていたのか。
・「顔なし地蔵」安曇潤平・・・並び立つ顔のない地蔵。あと何体いるのでしょうね。
・「茶飲み話」加門七海・・・椎の木は守っていたんだと思いますが・・・そういえば、実家に帰るとこんな因縁めいた話も、お茶飲みながらの四方山話になってますね。受け入れてる日常も、ある意味コワイ。
・「怪談BAR」中山市朗・・・うわあ、こんなBARが近場にあったら、入り浸ってしまいそう。でも、夜中に帰ってくるのはちょっと怖いかなあ・・・タヌキの話が好き。タヌキにしてみりゃ必死だったんだろうけど。
・「リナリアの咲く川のほとりで」小池壮彦・・・ちょっと幻想小説風。
・「つきまとうもの」立原透耶・・・水色トレーナーの男、しつっこい・・・・
・「後を頼む」木原浩勝・・・古い家の庭なんかにお祭りしてある古い祠なんか見かけると、きちんとされてるのかちょっと気になります。どーしてもお祭りできない場合は、ちゃんと御霊を抜きましょう。
・「顳顬 蔵出し」平山夢明・・・おとうさん、「代わってくれ」って・・・あかんやろ。
・「美しく爛れた王子様と麗しく膿んだお姫様」岩井志麻子・・・生きてる人間はやっぱり恐ろしいねえ・・・気をつけるっても、限度があるし。

楽しく蔵書を増やしていく私。
・・・やっぱ、収納スペース確保しないといかんかな・・・

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~か行 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

 私はもう、足どころか体の半分くらいどっぷりと怪談漬けとなっています…。
 同じく、最近本を買いすぎて収納スペースが…大変です。
 怪談実話系は怪談ファン以外にもおすすめの一品ですね。(私ももう少しで読み終えそうです)
2008-07-01 Tue 21:58 | URL | kalu.r #-[ 編集]
訪問ありがとうございます。
お互いにちょっと泥沼にハマってますね。今年の夏もホラーや怪談は豊作のようです。
感想のUp、楽しみにしております。
2008-07-02 Wed 20:59 | URL | こたつ #-[ 編集]

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