掌編とはいえ2008-07-13 Sun 23:04
上製本で見かけたんですが、手持ちがなく、文庫化を待望していた本です。 良質な作品ばかり、全部で20話、収録されています。 「ともかくお読みなさい。びっくりなさい。ぞっとしなさい」 とは、解説の言葉。しかしながら、びっくり、という表現では納まらないものが多いですよ。 短編ばかりでありながら、「死」や「変異」や「狂気」を、とても濃く描ききっている作品集。 「怪奇」であって、ホラーではないようです。 お気に入りを幾つかメモ。 「ヴァンピールの会」・・・なんともいえない、退廃的なテイストです。佐田君がもう少し大人しい感じだったら、ちょっとBLテイストの萌えもある・・・? 「革命」・・・ああ、確かに蟹。予感めいたものがあったのか。 「事故」・・・シュール。人間は自分に都合の悪い事は忘れてしまうものです。 「発狂」・・・これもシュール。神々に滅びが理解できるのか。 「鬼女の面」・・・生贄を捧げ、自らが贄となるのを確信もしている。 「生還」・・・生き還る。例えその身は腐っても。・・・・責任者出てこい!!って言いたくなるなあ・・・・ 「カニバリスト夫妻」・・・予想できるオチだけど・・・御夫婦の報告の詳細が気になってしまう私。 「無鬼論」・・・暗闇の招待客。紛れ込んでいるのは、「この世にいないもの」。しかし、彼らの存在の証が残る。 「カボチャ奇譚」・・・「生還」とは違った切り口で。 とても読みやすい話が多いです。作者の倉橋由美子氏は既に鬼籍に入っておられますが、こうして作品が残っていくのですね。 今日は、晩御飯作ってて、左前腕に油が撥ねて火傷しました 1×3cmくらい。水ぶくれできてますが、ちょっと潰したくなる感じ。うずうず。・・・・でも、後で痛くなるから、この誘惑と戦わねば!!・・・こーゆー傷、シミになるんだよね。 |
この記事のコメント 火傷は大変ですよね。また、水膨れはつぶしてしまうと大変なことになってしまうこともありますしね。
お大事に。 大人のための怪奇掌編は、気になる一冊であったのですが、こたつさんの感想を読んでまた、欲しい一冊のリスト入りとなりそうです。
2008-07-14 Mon 00:00 | URL | kalu.r #-[ 編集]
コメントありがとうゴザイマス。
水ぶくれを潰したがっていたら、同僚に止められて、床ずれ用皮膚保護剤を貼られました。 この本は読んで損はありませんよ。オススメです!
2008-07-14 Mon 21:23 | URL | こたつ #-[ 編集]
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![大人のための怪奇掌編 [宝島社文庫]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/514h7cyDQBL._SL160_.jpg)
1×3cmくらい。水ぶくれできてますが、ちょっと潰したくなる感じ。うずうず。・・・・でも、後で痛くなるから、この誘惑と戦わねば!!・・・こーゆー傷、シミになるんだよね。

