こたつ日和

徒然なるままに。雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

まったりと・・・旧き良き時代の話

家守綺譚 (新潮文庫)家守綺譚 (新潮文庫)
(2006/09)
梨木 香歩

商品詳細を見る

実はハードカバーも購入していたんですが、つい読みやすいので文庫も購入してしまいました。

庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多・・・・・・
本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。


亡き友、高堂の親より、家の管理を任された「物書き」の綿貫と、その周りで息づく「モノ」たちの交流が、淡々と綴られていきます。そして、関わっていくモノは、とても優しい感じです。
恋慕と思しき情を寄せてくるサルスベリ、モノどもの仲裁役となり、ちょっとかわいい犬のゴロー、亡き友は掛け軸のサギを飛ばして舟を寄せてくる・・・
なんとも風流というか、ゆったり、まったりした日々が綴られています。そんな中でも庭の池には河童が紛れ込んだり、木蓮は雷により仔竜を孕んだりするのです。でも、そんなコトが、実に「自然な事」として描かれていて・・・ほっこりした気持ちにさせられます。
ただ只管に優しい、でもそんなにムカシの話ではない、不思議な話。
なんだか、良い話でした。
たまには、ホラーじゃない話も読むものです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~あ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<クリスマスの準備でもしませう | HOME | みえるヒト>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。