こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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期待してなかったけど、面白かった

はかなき世界に、最期の歌を―宵月閑話 (トクマ・ノベルズEdge)はかなき世界に、最期の歌を―宵月閑話 (トクマ・ノベルズEdge)
(2009/04)
佐々原 史緒

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祖母の房子が亡くなった。警察からは「自然死」という発表だった。しかし房子は殺された、と麻里は一人声を上げるが確かな証拠がないため、誰も麻里の声を聞こうとしない。真実が知りたい想いでクラスメイトの仁希に相談をした。仁希の親戚には霊能者がいるらしい。最初は断られたが、「お礼はちゃんと払う」と言うと、手のひらを返したように屋敷に案内された。仁希はこの屋敷でメイドをしている。主人の閑はちょっと変わった青年だった。麻里はおののきながらも相談するが「やめたほうがいい」と言われてしまい・・・・・・。哀しみが悲しみを呼ぶ歌が舞うホラーミステリ。
また続きを意識した作品かなー、とちょっぴり用心しながら購入。タイトル買いでした。
が、案外面白くて・・・結構さくっと読めてしまいました。
神社の女性宮司であった房子の、どうしようもない負の感情。おばあちゃんこであった麻里は、その負の感情を最初は受け止めることができません。房子がただの一般人であったならその負の感情は房子の胸のうちのものでしかなかったのに。
インターネット上のデータが容易く消せたり(そんなもんは不可能だ)しちゃうのはご愛嬌ですが、房子の死の真相究明から話を膨らませていくのはなかなか面白く読ませていただきました。
閑さんが、ただの甘いもの好きのぼんぼんではないのが、ちょろっと垣間見えるところもよかったかな。どーもこのヒト、仁希ちゃん以外はほんとにどーでもいいみたいです。そう思うと、甘いモノ好きってのも、単なるポーズだったりするのかもしれませんな。
もう少し、閑さんが「黒い」ってとこを見せるような続編がでるといいかなー、と思いましたが、作者の意図にハマっているみたいでちょっと悔しいけど、まあ、面白かったからいいかな。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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