こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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終焉のフランケンシュタイン

ビスケット・フランケンシュタイン (メガミ文庫)ビスケット・フランケンシュタイン (メガミ文庫)
(2009/05)
日日日

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1999年。半信半疑で語られ続けた大予言が、大いなる肩透かしとなった世紀末の世の中で、その異変は密やかに始まっていた。少女の身体を蝕みやがて死に至らしめる奇妙な「病」と、病の申し子としてこの世に生まれ出た「美しき異形」の数奇な運命を描くダーク・ファンタジー。

世紀末から終末に向けて、現状の人類からすれば「病」でしかない組織を継ぎ接ぎにして生まれでた少女、「ビスケ」を中心に語られる終焉と新たな始まりへ向かう物語です。
ダークファンタジーとしていますが、なんとなくSFな香りやホラーな香りがします。「ビスケ」の行動理念には、結構SF的解釈の必要なウンチクなんかもがっつり語られてます。後書きの参考文献なんかはしっかり調べてありますな、という感じです。また、SFもの、ホラーものの好きな単語がたくさん出てきます。「発狂した遺伝子」とか、そそるでしょ?
遺伝子が、人間を滅ぼす・・・生まれてしまった「ビスケ」は、ただ一つの「目的」のために、世界を彷徨っています。ビスケは別に人間なんてどうなったっていいはずです。でも、世の中にたったひとりの「フランケンシュタインの怪物」は、たったひとり故に抱きしめてくれる存在を求めているようです。
それにしても「メガミ文庫」っつー、なんか萌え少女ばっか出てきそうなレーベル(・・・すいません、偏見です)なのに、しっかり読ませてくれました。悔しいけど、面白かった。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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日日日と書いて「あきら」と読むこの作家の筆の速さときたらどうでしょう。 また出版社をいくつも叉に掛け作品を生み出し続けるこのアグレ... …
2009-06-12 Fri 23:33 謎の男の小説感想部屋
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