こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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またもや、オビに騙されてみる

風邪が治りきらない・・・
夏風邪はバカが引くんだよな・・・うん、しょうがないか・・・
喉のはれぼったさと咳に苦しみつつ、それでも本屋に通う私。
ストレス溜まってますんで、しょーがないですよー

で、初めて読んだ作家さん。

ふちなしのかがみふちなしのかがみ
(2009/07/01)
辻村 深月

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時々平積のとこでお見かけしましたが、読んだのは初めて。オビに「現代の怪談」って書いてなかったら、ちょっと手に取らなかったかもしれないです。・・・って、またオビ頼みかい!!という突っ込みは聞き流す。
中味は短編が5編。
わりとさくさくと読めてしまいますが、怪談というか・・・どっちかというと「世にも奇妙な物語」なテイストかな。というわけで、またもやオビに騙された次第でありますが、今回はまあ、面白かったのでよしとしよう。うん。

「踊り場の花子」・・・
いじめ、虐待、コドモタチの噂話、とりまく大人・・・と、今話題のモチーフがちりばめられています。死んでしまったさゆり。彼女はどうして死んだのか。夏休みの校舎、当直の相川を訪ねてきた元教育実習生チサ子。そして、階段の花子さんの話が進むほど、チサ子の存在が揺らいでいく。
「ブランコをこぐ足」・・・
ブランコを漕いでいて落ちて死んでしまったみのりちゃん。彼女の回りの人々への取材メモのような記述でほとんどが語られていきます。ブランコをこぐみのりちゃん・・・彼女が語られ、彼女を知ることで、落ちていく彼女にシンクロして・・・
「おとうさん、したいがあるよ」・・・
なんとなく、不条理な・・・こんなにいっぱい死体が出てくるのに・・・死んでいたのは、認知症のおばあちゃんの記憶なんでしょうか・・・
「ふちなしのかがみ」・・・
だんだんに、狂気がせまってくる・・・だけど、狂っている人間が生きているのはあくまで「現実」なわけです。
「八月の天変地異」・・・
ちょっとだけ、じんわりする、ひと夏の「奇蹟」の話。・・・ごめんなさい、いい話なのに、BLテイストも紛れ込ませて味わってしまいました・・・。

怪談ではなく、そういうちょっと不思議なテイストを味わいたいヒト向け。
腐女子には、「八月の天変地異」だけでも詠んで欲しい。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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