こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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その左腕は御仏の加護か

小太郎の左腕小太郎の左腕
(2009/10/28)
和田 竜

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和田竜の時代物。
今回は「雑賀衆」。・・・相変わらず、シブいトコ突いてくるなぁ。

1556年、
戦国の大名がいまだ未成熟の時代。
勢力圏を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、
もはや開戦を避けられない状態にあった。

後に両陣営の命運を握ることになる
その少年・小太郎のことなど、知る由もなかった。


戸沢家の林半右衛門は戸沢家でも「功名漁り」の異名を持つほどの武辺者。
彼は、ある戦ののち、小太郎と言う少年と、その爺、要蔵に出会います。
あまりに純朴であるがゆえにアホウの如く扱われる小太郎。
しかし、彼には、恐るべき左腕があった・・・
ということで、戦国の世で、あまりにも単純な行動原理に素直に従う男たち。ある意味、敵も味方もありません。
そして、小太郎の左腕は、彼の生活を一変させてしまうのに十二分な能力をもっていたのです。全ては、左構えの種子島、しかもソレが2丁存在してしまった事にありました。
前半、タイトルにもある小太郎がちっとも話に絡んでこないので、「あれ?」と思いましたが、その分、林半右衛門が魅せます。前の2作よりエンターテインメントな部分が押さえられた感じです。半右衛門の後半の懊悩が切ないです。ホントに壊れちゃうんじゃないかと心配になりました。
しかし・・・漢くさい話だなぁ・・・
ラストは・・・哀しいほどにカッコイイです。
和田竜の作品は、読んでいると脳内に映像が出てくることが多いんですが、今回は藤田和日郎の絵で浮かんできました。
今、ゲッサンで「忍びの国」がコミカライズされているようなので、こっちもちょっと楽しみです。

さて、そろそろ平山夢明氏の「ダイナー」を読み始めようかな・・・

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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この記事のコメント

この本は人気らしいですね。週間ランキング1位だとか。う~ん、リストに入れておこう。
今のところの時代劇フェアでは江戸時代が中心なので、殺伐としてはいません。いい時代だなあ、江戸。
戦国時代は必死に名前覚えた頃に、簡単に死んじゃうところが哀しいです。
2009-11-19 Thu 20:14 | URL | ふー #-[ 編集]
私の行く本屋さんでも、案外すぐに品切れになっているようです。
私は、戦国時代のあの混乱振りが好きで、戦国時代の本をよく読んでいるんですが、確かに殺伐としてますな・・・
いまのところ、和田竜氏の書く本はオススメですよ。
2009-11-21 Sat 21:52 | URL | こたつ #-[ 編集]

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