こたつ日和

徒然なるままに。雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

戦国でも怖い

戦国武将の「怖い話」戦国武将の「怖い話」
(2009/10)
楠戸 義昭

商品詳細を見る

表紙はおっかないですが、そんなに怖い話ばかりではないので、ご安心を。
先日も書いたように、大河の「天地人」はあまりにもヌルい展開で終了して、ちょっと消化不良になっているせいか、ここんとこ戦国時代の本とか、大量に買い込んでいます。(読んでいます、と書けないトコが悔しい)
戦国武将、というけれど、中には千利休なんかもありますが、まあその辺はしょうがない。
怨霊が出てきてエラいコトになった、という話はそんなに多くはありません。むしろ、この時代の人々の持つどろりとしたものが語られているのがおもしろい。
もちろん、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉なんて超メジャー所もちゃんと網羅しています。ただ、この3人の話はあんまりメジャーすぎて新しい面白みにはかけているところが難点。天下に名を馳せた三英傑だもんね。
福島正則なんかは、「天地人」でめっきり株が下がってしまったんですが、関ヶ原の後の彼の一族が辿った皮肉な道程は、あのノーテンキな石原某の演じた人物とは一致しません。
落城の憂き目をみ、自らの手で実の父の介錯を行わなければならなかった黒木家永の娘の無念。
なかでも、「おあむ物語」という話では、ちょっと地元(実家があるのです)の大垣城を見る目が変わりました。小さい頃は、入場料が10円だったので、ついたあだ名が「十円城」。現在はコンクリートで再現された天守なのですが、ここで、関ヶ原の役(今はこういうんですね)で上げられた首級を洗い、鉄漿を施した…そんな薄暗い過去が、あのちっぽけな城(当時はそれなり以上に拠点となるお城だったようです)で行われていたとは。そして、そのような凄惨な状況に、人は慣れてしまう。その事を淡々と描く「おあむ物語」。巻頭にカラーの絵巻があります。
心霊怪奇譚ばかりが、怖い話ではないですよ、というのがこの本。
ちょっと違った角度で戦国を読んでください。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~さ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<獣医になりたかった時もあった・・・ | HOME | 終わりましたので>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。