こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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予想は当たってましたが

妖奇庵夜話  その探偵、人にあらず妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず
(2009/12/25)
榎田 ユウリ

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表紙もなんですが、置いてあった場所もBLコーナー近くのラノベとの境目だったので、物凄く逡巡いたしました。
・・・BLだったら読めない・・・(苦手なんだよな…コミケのジャンルは創作JUNEだったりするのに。)
で、一応、BLまんまではなかったので、感想がUpできるわけですが。・・・ちょっと、ソレを意識してるのかなー、ってトコは結構ありましたけど。まあ、しょーがないか。

美貌の青年茶道家・洗足伊織は、妖怪のDNAを持つ異質な存在。
明晰な頭脳と、不思議な力を持つがゆえに、警察に頼られて、
妖怪がらみの事件に巻き込まれることになり…!?


中に挟みこんであったチラシから引用しましたが、間違い発見。
×妖怪→〇妖人
ここがこの話の肝心要なトコなんで、間違えちゃあかんでしょう。伊織さんに叱られるよ?
伊織さんは、妖人分類を保留している、ちょっとワケありの妖人です。
ちょっと江戸時代の若旦那みたいなしゃべり方です。
妖人というのは、ヒト変異型遺伝子、妖人DNAと呼ばれる遺伝子を有する、人間の亜種です。
かつての日本で「妖怪」と呼ばれていたものの特徴をもっていたりしますが、何の特徴も持たないものも多いとされています。この時代では、妖人DNAが発見されて、普通の人間が、妖人という「種」をまだ受け入れかねているという話。
洗足伊織は、確かに明晰な頭脳を持ってはいますが、同時にものすごい毒舌家です。
それは、彼の微妙な立場や能力がそうさせるのかもしれないのですが。
そこに、新米刑事で妖怪マニア、天然入った脇坂とか、物凄くイイオトコなのに危険な香りのする青目とかが絡んできます。特に、最初はうっとうしいだけの天然・脇坂刑事が、天然ぶりはそのままに、少しだけ成長するのはとてもよかったと思います。自分も妖怪マニアなんで、ちょっと感情移入しちゃうようなところもあったりして。
事件の推理もですが、その背景には、「差別」という案外思いテーマも扱っています。
自分の隣にいるモノが、人間という種ではないとしたら・・・それを受け入れる事ができるのか。
ヒトに恐れがある限り、それを克服する事はむずかしいと、作中では語られています。
でも・・・人間は理解しあおうと努力することが出来る種でもあるので、作中でもがんばって欲しいところです。
伊織さんの妖人属性は予想通りだったのは、妖怪マニアとしては自慢ですか。・・・そうでもないか。

多分、シリーズ化しますね。思わせぶりな青目はともかく、このクオリティを保ってくれれば、期待したいと思います。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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