こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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こんな遠距離恋愛

ほしのこえ The voices of a distant star (MF文庫ダ・ヴィンチ)ほしのこえ The voices of a distant star (MF文庫ダ・ヴィンチ)
(2009/12/23)
原作 新海誠大場 惑

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遠距離恋愛っつーと、オバチャンな私には、まず山下達郎の歌に合わせた「シンデレラ・エクスプレス」が思い浮かぶのです。もうこの時点で古い。で、このシンデレラ・エクスプレス、当事者はともかく、居合わせたオバチャンには居心地悪いコトこの上ない。「うわー…泣いちゃってるよ…わー…いい思い出になるといいねぇ(ヒドイ)」なんて、心の中で思いながらみてました。
まだ当時は携帯なんて、一般的じゃあなかったんだよ。(ポケベルですな)
で、遠距離恋愛ってのは、いて欲しい時に相手がいない、という現実を、どう埋めあわせるか、という事なんですね。
手紙でも、電話でも、メールでも、相手との距離が一気に解消されるという点では、非常に優秀なツールな訳です。
ここに、SFが入り込んだのが、本作。

中学生のノボルとミカコは仲の良いクラスメイトであったが、3年生の夏にミカコが国連軍選抜メンバーに抜擢、二人は宇宙と地球と離ればなれとなってしまう。携帯電話のメールで連絡を取り合う二人だったが、ミカコが乗る宇宙船が地球を離れるにつれ、その時間のズレは決定的なものへとなっていく……。

月と地球、火星と地球、エウロパと地球、冥王星と地球・・・ノボルとミカコの物理的な距離はどんどん離れ、その距離を埋めるメールさえも、届くのに時間がかかるようになる。そして、相対性理論は、二人の時間も引き離していくのです。
それを、二人は知っています。
この、心細さ。
次第に、携帯ですら何年もかかって届く、この心許なさ。
その距離を、時間を埋めるのは、お互いの思いしかないのです。
ピュアだなぁ。
こんな過酷な環境に、15のオンナノコを放り込んでんじゃないそ、国連。…つか、国連、いくら戦時体制に準ずる状態とはいえ、非道すぎます。だってなー。帰ってこれないかも知れない、一種の弾丸ツアー。いわば特攻。この状況、すんなり受け入れているミカコは逞しいのか鈍いのか。もうちょっと怒ってもバチは当たらんと思うよ。
展開はベタですが、携帯メールというツールが、スパイスになってよいお味でした。


やっと、京極夏彦の「数えずの井戸」が出ました!!
オオヨロコビで購入。
しかし、カゼ引きかけてます。


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