こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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ダ・ヴィンチ文学賞大賞だそうです

マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)
(2010/01/20)
朱野帰子

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おれは猫魂。日本古来の憑き物だ。主君である潔子28歳は無口で地味な派遣OLだが、襲い来る憑き物たちに彼女の怒りが爆発する時、おれの猫魂パワーが発動される!

第4回 ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作、ということです。
日本に生き残っている猫魂、最後の1匹であるおれこと「メロ」と、その主、最後の夏梅種・潔子。
で、この潔子さん、いっちゃあなんだが、いじめられっこ体質。無口で地味。暗くて、冴えない独身OL。ヒトに何か言われても、その場で言い返すことなんか出来ない。で、そういう鬱屈した想いが溜まり溜まって限界を迎えたとき、潔子は猫魂と一体化するわけです。
もうとにかく、潔子さんは今の世知辛い世の中で生き残っていくのが難しいんではないかと思えるような娘さん。そして、そんな潔子さんに外来の憑き物たちが情け容赦なく寄ってきます。
外来種の動物達の特長なんかを生かした憑き物に憑かれた人間の行動なんかが、上手くいってます。妙な本能みたいなものが行動原理にあるのですが、それに振り回される潔子は大変。アライグマは、いるよなぁ、こういう「フケツ恐怖症」みたいなヤツ、西洋タンポポは、ああ、いるよなぁ、こういう「結婚はスゴクいいのよ!!」って観賞してくるヤツ、なんてちょっと共感。本人達は、いいと思っていってくるから始末に終えないけど。
そーゆー時、相手に面と向かって「やめてください」ってなかなかいえないから、ストレスになっちゃうわけで。
そんな相手の「こだわり」を反映したような「仕返し」がまた面白かったです。ザマミロ、って感じですか。
ただ、この仕返し、潔子さんの記憶にあんまり残らない。だから、潔子さんは、何だか良く解らないけど、ストレスが解消されてすっとしてしまう。
それってどうなのさ、とも思ったんですが…一応、少しは成長しているようです。

確かにエンタメ小説です。
あんまり考えず、一気に読んで楽しんじゃいましょう。
個人的にはクロブチ先生がお気に入りです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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