こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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やっぱりスプラッタです

世界時計と針の夢〈上〉 (C・NOVELSファンタジア)世界時計と針の夢〈上〉 (C・NOVELSファンタジア)
(2010/03)
諸口 正巳

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けっこう、このヒトの作品が好きなので、久しぶりの新刊は嬉しい限り。
どういうわけだか、この物語の世界、ベクスという町の退廃っぷりがすごく好きです。
黙っていても、既に生きながら死んでいるような街。気が付くと、ヒトが虫になってしまったりする世界です。
このベクスに住むシリル・スワンプは指を無くした元一級時計士。かつては天才と呼ばれながら、今は工場で箱にラベルを貼る単調な生活をしています。そんな彼の生活は、街の治安維持軍の通称「クマバチ」と呼ばれる一兵卒をたすけた、ハープ姉弟と出会ってしまったことで、一変してしまいます。
ただのクマバチであった「アンスル」は捕らえられ、徹底的に破壊され、蹂躙され尽くします。そして、彼自身は「壊れた」という存在となります。そんな彼の戸惑いや、徐々にシリルたちと交流していくさまは、好感が持てます。しかし、この、アンスルに対する徹底的な破壊行為はスゴイ。とにかく、心臓をふっ飛ばされても、基本的には死んだりしない存在なので、アタマはふっ飛ばされるわ、足は千切れるわ、酷い目にあってます。頑丈なはずなんだけどなぁ。
世界が終わろうとしている。そのまま終わらせてしまえばいいというのもあるだろうし、その終わりに抗うのもあるでしょう。シリルはそのどちらを選択するか、最後まで揺れ続けます。
あんまり若造は出てこないので、30前後のちょっと青年と呼ぶには草臥れ始めたおじさんが主人公で、しかもいろんな意味でモテモテなので、ちょこっと「腐」な楽しみ方も可能でした。ただ、かなり執拗なスプラッタ表現が多いので(というか、全編に満ち満ちている)、かなり胃にくるかもしれませんので、苦手な方にはオススメしかねます。私は好きだけどね。(今回は胃にこなかった)
ちなみに下巻。
世界時計と針の夢〈下〉 (C・NOVELSファンタジア)世界時計と針の夢〈下〉 (C・NOVELSファンタジア)
(2010/03)
諸口 正巳

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そういえば、「怪談倶楽部」の新しい本が出ましたね。また読まなくちゃいけない本が大量発生しています。嬉しい悲鳴。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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