こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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ヲタ色満載のエンターテインメントですよ!

あんまり期待せずに読み始めたはずなんですが…結構夢中で読んでしまいました。

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東京は、銀座に異世界との「ゲート」が開き、異世界の「帝国」は銀座に侵攻します。しかし、ゴブリンだのの怪物以外は中世程度の武装の「帝国」。ニッポンの自衛隊に追い返され、挙句、ゲートを自衛隊に奪取されてしまいました。
で、ゲートを介して異世界に駐留することになった自衛隊ですが…
主人公・伊丹はヲタク自衛官。息抜きの合間の人生がモットー。彼が、第三偵察隊を率いて異世界を偵察中、炎龍に襲われるエルフの村を見つけたことから、全ての話は始まります。
この手のファンタジーだと、そのゲートを取り巻く自衛隊と、「帝国」の話だけになってしまいがちです。しかし、「ゲート」を「所持」してしまった「世界」の中の「ニッポン」の立場も絡めていて、話を複雑にしています。某A国とか、C国とか、R国とかが、「異世界」での利権を求めて激しく入れてくる横槍。そりゃあまあ、当然ですわな。土地のみならず、資源もいっぱい。日本に独占させてなるものか、とギラギラしています。現実の日本政府では対応するのはまあ無理じゃない?という状況ですが、この作品の日本政府、それでもまだホネがあります。できんことはできん、ときちんと突っぱねたりしているんです。うーん、見習ってくれ。今の情報ザル国家では、まず情報戦で負けてしまいそうですが。また、帝国は帝国で、異世界の中の一国家であり、しかも亜人を含めると他民族国家である、という面も描かれていて、なかなか目が離せない展開。
自衛官としては怠け者過ぎるような伊丹ですが、彼の周りには不思議と人…エルフとか、亜神なんてのも混ざってますが…が集まってきます。特に、ゴスロリ神官少女・ロゥリィはいいですよ。齢900歳を越えながら、少女のような容姿で、しかも、神官服は黒のゴスロリ。狡猾さと、素直さとが同居しているような感じです。ツンデレでもヤンデレでもない、なんか新しい萌え要素の予感(私だけ?)。レレイやテュカも、きちんと萌え要素が網羅されています。帝国の皇女・ピニャなんぞは、なんだか腐女子文化に触れて「芸術だ!」とか目覚めちゃってますが、彼女もただのわがまま皇女様から、一国を担っている責任感を持った名実共に皇女へと変化してきています。
作者が元自衛官ということもあって、自衛隊の組織運営とか、展開方法とかが結構リアルです。あー、こんな風にやっていくんだろーなー、なんて思わせてくれるものがあり、これもまた面白い。
2巻まで、一気に読みましたが、2巻になってくると表現がややこなれてきた感じになってきてて、若干ラノベ化が進んだようにも思います。ゲートのサイズが2巻でようやくわかったり、2巻のラスト、やや状況はしょったような印象があったり。でも、いろいろ張り巡らせた伏線が回収されていない状態なので、ぜひとも早く続きを出していただきたいです。久しぶりに続きが楽しみです。

「ニャル子さん」の5巻を読もうか、龍つながりで別の本を読もうか、ちょっと迷っています。
迷っているうちに次の実話怪談の本がでてしまいそうですけどね。
あ、でも、「怪、刺す」を早く読まなくちゃなー。
どれが優先されたかは、次回のUpをお楽しみに…なんて、ね。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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