こたつ日和

徒然なるままに。雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

お姫様は楽じゃない ~「残酷な王と悲しみの王妃」

さっくりすっぱりした語りで、歴史を読ませてくれるので、この方の書く歴史ものは大好き。

残酷な王と悲しみの王妃残酷な王と悲しみの王妃
(2010/10/26)
中野 京子

商品詳細を見る


表紙は、作者が「傑作」と評価するベラスケス描く「ラス・メニーナス」。スペイン王フェリペ4世の娘、マルガリータ・テレサを描いた作品です。お姫様といえば、この絵のように、様々な人々から傅かれ、贅沢三昧…なんて思ってしまいがちですが、中世の姫君たちは果たして本当に幸せだったのか。
この本には、歴史にちょっと興味がある方なら名前は聞いたことがあるよ、というような人物を含む5名にスポットライトが当たっています。つまり、メアリー・スチュアート、マルガリータ・テレサ、イワン雷帝、ゾフィア・ドロテア、アン・ブーリンです。この中でも、とくに、メアリー・スチュアートやアン・ブーリンなんかは、かのロンドン塔に住まう亡霊たちのお仲間として知っているホラー・ファンも多いのではないでしょうか。
あるものは戦い、あるものは悲嘆に暮れ、あるものは王族として平凡に生きた、そんな女性達の姿が浮き出てくるようです。女は子供を生みさえすればいい、という時代背景の中で、彼女達は生きていました。女がモノであった時代に、彼女達は自分の人生をどうやって生きたのか。男性目線では伝わりきらないものを伝えてくれます。

しかし、中世ヨーロッパっちゅうのは、まあ人物関係が入り乱れております。オジサン・姪っ子だのいとこ同士だの、そりゃあ血も不必要なくらい濃くなるだろう。名前もどーしておんなじ名前をつけちゃうのか。特に、ゾフィア・ドロテアなんかは母親はゾフィ(表記は一緒)だわ、娘はゾフィア・ドロテアだわ、ダンナはゲオルクだわ、息子はゲオルクだわ、舅はゲオルクだわ、名前つけるのがめんどくさかったんじゃないのか、というくらいで、読んでて何度も家系図を見直す始末です。うーん、文化の違い。

この調子で、もっとイギリスとか書いて欲しいです。


声優の野沢那智さんがなくなったそうです。ご冥福をお祈りします。あのシブい声とおどけた声のギャップがもう聞けなくなるかと思うと淋しい限りです。あなたの「コブラ」が大好きでした。
また、首藤剛士さんもなくなられたそうです。ポケモンの脚本はともかく、私にとっては物凄いハマりまくった「戦国魔神ゴーショーグン」の事とかが忘れられないです。まだお若かったのに、残念です。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~さ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<それでも恋物語だといいたい ~「少女禁区」 | HOME | マンガの感想は久しぶり ~「狼の口」他>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。