こたつ日和

徒然なるままに。雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

こんなに小道具が揃ってるのに ~「災厄娘inアーカム」

小道具が充実した話…なんですが…

災厄娘inアーカム災厄娘inアーカム
(2010/10)
新熊 昇都築 由浩

商品詳細を見る


まず、一人の書いた話をさらにもう一人が再構成(?)する、という、変則的な形で書かれた本作品。
主人公・アイリーンの一人称で語られる話ですが、うーん、ちょっと読みにくい感じです。ノリが良かったり悪かったりする差が気になるせいでしょうか。ま、こーゆーのは好みの問題。
このアイリーンさん、ミスカトニック大学(お?)の新任の准教授。出身はインスマス(おお?)の名家、マーシュ家。でもって、ご先祖はあのヒト(おおお?)。
国が極秘で作り上げた邪悪な生命体に命を狙われるアイリーンさん。
しかし、邪悪な、とか冒涜的、とかのクトゥルー神話にありがちな形容詞が踊っていますが、どうも本家本元のクトゥルー神話の持つ、腐り果てた汚物のようなねっとりとした感じはあまり感じません。せっかく、ネクロノミコンとかセラエノ断章とか、見たい放題の環境だし、それを匂わす部分もあるのに…。あんまり暗い雰囲気ではないんですね。主人公のアイリーンが非常に前向きな女性であるからでしょうか。
大層な小道具がいっぱい仕込まれているようなのに、あまりクトゥルーっぽくないのはなんでだろう?召喚された「あれ」があんまり自分好みでなかったからなんだろうか?
あと、アイリーンが美女だっていうのはいいんですが、どうしてもインスマスの名家出身、といわれると…「その内魚人間になっちゃうんじゃないのかい…?」と考えてしまってね。
で、やっぱりシリーズ化を目論んでいるような終わり方…こーゆーのは、ちょっとね。

気を取り直して、「お初の繭」を読み始めました。
なんか、SFもいろいろ面白そうなのが出てきているので、楽しみです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~あ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<異界の女工哀史 ~「お初の繭」 | HOME | 打ち明けて・・・ ~「「超」怖い話 怪災」>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。