こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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毒を力にかえて ~「毒吐姫と星の石」

みんなにウケたら次々シリーズ化、というのは、昨今のラノベでは当たり前。もう最近では最初から、明白には書いてないけどウケたらシリーズ化しちゃうよー、みたいな作品も多くて、「それは、伏線を消化しきれていないだけなんじゃないの?」という疑問を持つようなものもしばしば。
ましてや、電撃文庫というと、今年は盗作(というより、もはやコピペ作品でしたが)騒動があったりしましたが、悔しいけどいい作品もいっぱい出しているのです。

これは、続編。前作「ミミズクと夜の王」のあと、随分空きましたが。

毒吐姫と星の石 (電撃文庫)毒吐姫と星の石 (電撃文庫)
(2010/11/10)
紅玉 いづき

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一応、前作の続編ですが、単独でも問題ありません。前作の主役・ミミズクも、ほんの少しだけどオイシイところで出演。幸せそうで何よりです。
「占い」を基準にして成り立つ小国「ヴィオン」。姫として生まれながら不吉として捨てられ、下町で育った少女エルザは、その言葉の刃で生き抜いてきました。そんな彼女は、ある日突然、同盟国の王子の下に嫁ぐ為呼び戻されます。言葉という毒を吐く姫君と、四肢に夜の王の魔力を受けた呪われた王子。二人の出会いは、どのような運命を紡ぐのか。
エルザは、確かに毒ある言葉を吐き出す姫ですが、その言葉はただ自分を守るためにのみ吐き出されていました。そのためにヒトが傷付こうが関係ありません。ヒトを寄せ付けない獣のような、それでいて傷付きやすい少女。王子クローディアスとの出会いは彼女を、ただ運命に逆らいながらも、翻弄されるだけの少女から、その言葉の毒を以って運命を切り開く娘に、成長していきます。
「なぜ死ななかったのか。生きて答えをだしてやる」
とても、強い、意志に満ちた話です。
こういう続編なら大歓迎です。

風邪引き継続中ですが、本を読む集中力は戻ってきました。
「木暮荘物語」「恐怖箱 ~怪想」を読み終わりました。おいおい感想をUpする予定です。
「人体冷凍」と「怪談社 己の章」を平行して読んでいこうかな、と思っています。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。星と神の巡りにおいて少女は城に呼び戻され、隣国に嫁げと強いられる。『... …
2013-02-22 Fri 16:29 粋な提案
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