こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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さて、住みたい? ~「木暮荘物語」

三浦しをんさんの新刊。これも風邪っ引きの最中に読みました。集中力のないときには、短編集とか、短編連作とかがいいですね。

木暮荘物語木暮荘物語
(2010/10/29)
三浦しをん

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7つの短編からなる連作集。築ウン十年のオンボロアパートと、そこに住む、または関わる人々の交流の物語。
三浦しをんさんらしい話です。なので、全部が「ほのぼの」というわけではなく、ちょっと苦味の利いた話もあります。

「シンプリーヘブン」…繭は章生と付き合っている。そんな彼女のもとに、過去にさよならもなく去っていった元カレ、並木が転がり込んできた。繭と章生、並木の奇妙な生活が始まって・・・
「心身」…木暮は老いている。誰がどう見ても老人だ。そんな木暮は、友人の死に際しての言葉に激しい懊悩を背負い込むことになった。問題を解決するために、彼は一計を案じるが・・・
「柱の実り」…駅の柱に隆々とそそりたったソレ。気がついたのは美禰と、見るからにそのスジの男・前田。イヌを通じて二人は次第に心を通わせていくが・・・
「黒い飲み物」…佐伯は夫の入れるコーヒーに、泥の味を感じた。それは、夫の抱える秘密の味。夫のついた嘘の味。
「穴」…屋根裏の散歩者。ただし、限定。
「ピース」…どれだけ望んでも得られないのに。
「嘘の味」…「シンプリーヘブン」の並木、再登場。料理の味で偽りがわかってしまうニジコ。彼女の家に並木は転がり込んで・・・

苦い話、切ない話、コメディ、いろいろな種類の話が詰め込まれていて、なんだかお得な感じです。最近の、隣に誰が住んでるのかわからないようなマンションやアパートでは味わえない生活が、木暮荘には残っています。ただ懐かしいのではなく、そんな舞台にきちんと「現代っこ」たちが配置されているから、その反応や葛藤が、面白くよめるのではないのかな、と思います。

今は「フィオナ旅行記」を読んでます。「怪談社」はちょっとお休み中。
そろそろ大掃除をしなくちゃなー。でも、1月の大阪あわせの締切が…。ふふ、どうせヲタクさ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~か行 | コメント:2 | トラックバック:1 |
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この記事のコメント

とても楽しく読めました。面白かったです。
明るく軽く書いてありサクサクっと読めた1冊です。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
2012-12-21 Fri 16:34 | URL | 藍色 #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
> トラックバックさせていただきました。
> トラックバックお待ちしていますね。
早速トラックバックさせていただきました!!
またよろしくお願いします。
2012-12-25 Tue 22:40 | URL | ひだまりこたつ #-[ 編集]

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小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年。空き室あります!安譜請ですが、人肌のぬくもりと、心地よいつながりがあるアパートです。うまい、深い、面白い。三拍子揃った会... …
2012-12-21 Fri 15:57 粋な提案
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