こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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実話蒐集の実体も ~「異聞フラグメント 切断」

咳が止まらないなー。今、大根蜜作った。明日舐めよう。
咳が続くのと、そのせいで胸郭が痛い以外は元気なんだけど。・・・しょうが紅茶を今飲んでます。寝る前にア○トン咳止めシロップも飲む。

正月の怪談初めはこちらの本。
異聞フラグメント 切断 (恐怖文庫)異聞フラグメント 切断 (恐怖文庫)
(2010/12/25)
松村 進吉

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作者・松村氏の蒐集のスタンスや実体みたいなものが伺える、ちょっとオトクな感じの1冊。
怪談が怪談を呼ぶ、というような現象もあったりするのは、やっぱり「語られたい」話があるからなんでしょうか?

「黒い部屋」…何があったのでしょう?でも、体験した本人は、ヒトガタになって消えてしまった。
「フラグメント 乙」…同じ高校、という事実が明かされただけで、どうしてこんなに怖くなるのか。
「錆筒」…虫の死体だけが入っていたはずのガラス瓶…いつのまにか、生贄を求めて…
「教養」…師匠は…この世のものじゃない?
「予兆」…落語の「死神」みたいな話ですが…吹き消される側はたまらない。
「風電話」…異界からの電話には「風」という共通のものが語られているような気がする。
「フラグメント 丙」…小さいおじさんの話。ヒトの気持ちの隙間を狙ってくるみたいでいけ好かないけど…犬はちょっと、なぁ…
「縄」…仕事がなくなることよりも、切実。
「フラグメント 戌」…犬にまつわる、いくつかの話。
「宇宙人」…守護している、などと都合よく解釈しようとしても、いつかは破綻する。
「妙な客」…部屋一つ選ぶのに、とても難儀なお客。しかし…いわくつき物件じゃあしょうがない。
「誘い」…もし、ついていってたら、どうなってた?
「今なら、あなたと」…都合よすぎるってもんでしょう。
「フラグメント 巳」…蛇のように絡みつくモノ達のはなし。
「檻」…本当に、憑いているのは…。流石にこの父親には呆れる。
「消耗品」…御札の効果なし。
「切断」…「峠でみた、上半身だけの女」から、作者自身へも、災いが近づいていく…

なかなか読み応えのある、怪談集。特に、最後の「切断」などは、怪談蒐集に携わるものが抱える不安や宿業みたいなものが伺えます。それでも、供給される事を望む私達ジャンキーも、相当業の深いものですが…


あと、「憑ク話」を読み終わっているので、そちらの感想Upしたら、お正月の宿題終了です。
大阪の同人誌即売会で読もうと持っていった「明日葉File」の主人公の性格がどうにも私との相性最悪で、これ以上読めない…ので、別の本を読みましょう。実話怪談は月末のお楽しみなんで、ファンタジーかSFか…

・・・その前に、風邪治したい・・・

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~あ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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