こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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お願いします ~「「極」怖い話 遺託」

死んだあと、残る思いを「怪談」に託して…

「極」怖い話 遺託 (竹書房恐怖文庫)「極」怖い話 遺託 (竹書房恐怖文庫)
(2011/05/28)
加藤 一

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語り部は加藤一氏なので、もう間違いない感じ。そして、さらに期待を裏切らない出来でした。
死者が、「怪異」という形を遺したとき、それが「怪談」となることはしばしばあることかもしれません。そして、「怪談」はそれを語るものが感じた恐怖を主に伝えています。しかし、その「怪談」のなかに、「怪異」が、死者の想いが託されている場合があることを、語り部も、それを受け取るものも、忘れてはいけないのかもしれません。・・・それは、ひどく難しいことでもありますが。

気になった話をめも。

「慰霊の山」…あの日、散った友人に顔はなく、ただ残り香だけが…
「彼女の杞憂」…ただ、心配で…
「原爆ドーム」…シンクロした?
「祈り願い許し希う」…ないがしろにされてしまった、先祖の想いは、いつか子孫を許してくれるでしょうか?
「証し、二題」…「いるよ」とサインを出してくれる。
「お引っ越し」…さわらぬ神にたたりなし。
「気遣い一族」…死に際しても、周りを気配る人たち。
「交替人事」…守護霊は何人かいる、と聞いたことがありますが…適材適所?
「言葉責め」…言ってる内容は辛辣だったんですが…
「トモダチ」…ごく自然に受け入れられていますが…
「長居」…おっさんは、いるんです。
「世間話」…鈍いのか、大物なのか。
「外でする」…彼氏だけのせいかなぁ?
「本望」…女王様、さすがです。
「憂患」…息子にいうより効果的だったかも。
「遺託 -位牌の伝言」…これは、章でまとめて。「怪異」には意思があります。その意思を汲み取れるか。怪談として面白くするために、真実を歪めてしまっていないか。ツイッターによる幽霊実況中継はすごかったです。「怪を語れば怪至る」、と申します。あらわれたおばあさんの悲しさが切ない。

怪談をもたらした諸々、加藤一氏を選んだのは正しかったですよ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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