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お坊さんのお話 ~「怪談和尚の京都怪奇譚」2011-07-24 Sun 23:15
夏の聖地巡礼のための捧げもの(発行物)の入稿が終わりました。しかし、私の中の腐女子要素が、病が高じて「たい・ばに本を出したい」などとほざきやがります。んで、Uさんにお願いしたら、なんか協力してくれそうなんで、次はこっちのための修羅場でゴザイマスよ。あはははは。
んでも、牛の歩みでも怖い話は読んでUpしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。 で、まずこの本。
書いている三木さんは、日蓮宗のお坊さんです。 怪談、というものは、お坊さんとか宗教関連にかかってしまうと、なんか都合良く解釈されてしまうような気がしていましたが、案外そういう説教くさい(失礼;)解釈が長々とされることはありません。ただ、自然と、「ああ、仏教的にはこういう解釈があるんだなー」と感じられて、なかなか面白く読むことができました。 もともとは布教の一環として始められたようですが、なんだか、私、そういうのだとハマりそうです。 気をひかれた話をピックアップ。 「アルバイト」…不動産屋さんがちょっとアコギだ。 「背中の痛み」…指摘される。 「知らない人」…何度も繰り返しているのでしょうか。 「お土産」…友人から送られた人形は… 「間違い電話」…イジメは、仕掛けたヤツが忘れても、仕掛けられた方は忘れないよ。 「恨みの念」…残留する。 「ひろみさん」…名前は、偶然の一致にしては出来過ぎで。 「贖罪」…それでも、償っていく。 「死神」…連れてかれちゃ、たまらない。 「におい」…死にいくものから漂うもの。 「鉄道マニア」…うーん、人事じゃないかも。 「マンション」…素直というか…成仏して欲しいですね。 「心霊番組」…つながっちゃった。 「自殺の名所」…一人だけが救われたんじゃないのかもしれません。 「香食」…お線香の香りは亡くなった方のご飯、って、おばあちゃんも言ってたな… 「葬儀」…亡くなったあとは、胸に残る。 「探偵さん」…お父さん、気になってたんでしょうね。 「仏壇屋」…ご両親も、嬉しかったんでしょうね。 「防空壕」…もう、繰り返さなくてもいいように。 「人肉の味」…この話が、一番切なかったです。…戦争は、いかんよ。 「土の中」…うわー。そんなもん、飾っちゃダメだよう。 ご自身の体験、相談者の体験などですが、ちょっとほかの実話怪談とは違った感じでした。なんかまだ、たくさん話がありそうなんで、続編とか出たら嬉しい。 |
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