こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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毛色が違う ~「実録怪譚 厭霊ノ書」

今までの実話怪談と、ちょっとだけ毛色が違う感じがしました。…なんでだろう?

FKB実録怪談 厭霊ノ書 (竹書房恐怖文庫)FKB実録怪談 厭霊ノ書 (竹書房恐怖文庫)
(2011/09/29)
幽戸 玄太

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FKBシリーズと執筆者として、平山夢明氏が見出してきた、新しい怪談の語り部です。怪談の中にちょっとずつ、最近の怪談を読んでいて感じなかった「あれ?」とか「うわ」とかいう、一種の異和感があったのは面白かったです。

「ボールペン」…耳の中に突っ込むのって、ヤダよね…
「幸運の代償」…代行でもいいとしても、そうまでして幸運って欲しいのか。
「唸る赤ん坊」…なんか探知してる。
「切断の願望」…変態、と言ってしまうだけではすまないような…
「エステシャン」…忠告は届かなかった。助けには、答えられなかった。
「方向音痴」…叔父さんもおちおち死んでられなかったんでしょうね。
「鬼の卵」…自分の行いを振り返るチャンスかも。
「彼氏怪談」…見えている男は、うつつか幻か。
「娘の声」…何を食べようとしてたんでしょう。
「駄目霊」…あまりのヘタレ…
「理詰めの男」…ちょっと実験の手際が悪いなー。(笑)
「倒れている人」…ツッコミ待ち。
「歯磨き霊」…さて、どっちが正しいか。
「そそのかす女」…魔がさす。
「楠志町のマナコムツ」…黒い感じがするけれど…ちょっと未消化かな。

ものすごくぞっとする話はありませんが、生きて怪談を語る人間も「怖い」。あの世の怖さもこの世の怖さも混じり合って混沌としています。これはこれでおもしろいかも。
これからも語り続けてくれるでしょうか。

「恐怖箱 金木犀」を読もうかな、とおもっています。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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