スポンサーサイト-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
| ![]() |
ここまでやれば ~「あの女」2012-04-09 Mon 23:23
岩井志麻子先生の怖い話の主人公。エルム街のフレディか、13金のジェイソンみたいに、欠かせなくなってしまった「あの女」の話が、なんと一冊に!
「怪談実話系」最新7巻でも登場。時代の流れにも乗っかった形で、怪談実話系の「あの女」な話が一冊にまとめられ、更に書下ろしまで付いてきます。うーんうーん。盛りだくさん。 「怪談実話系」以外にも、「現代百物語」などで、しばしば、しょっちゅう出てくる「女」。岩井女史に怪談よりの世界を味あわせてしまう「女」。 岩井女史は、この「女」をお気に入りなのかなー、とも思いますが、そろそろネタに窮してきちゃいませんか?特に、怪談ジャンキーの読む範囲の本に書きすぎちゃったのか、少々食傷気味。フレディだってジェイソンだって、いつまででも怖い存在ではいられないのです。なんかもう、ここまで書いたならいいんじゃないの、みたいな気がしています。というか、「あの女」に対する岩井女史本人の執着みたいなのが怖くなってきたような。 対岸から愉しむ分にはいいのでしょうが、ゆめゆめ、ミイラ取りがミイラになるようなことがないように。実際に、OのNさん絡みの話にまで発展して、引き回されて、しんどい思いもしたでしょうからね。 この本が「あの女」の集大成になるのかなぁ。…もう私はおなかいっぱい、な感じです。 「恐怖箱・厭怪」と「恐怖箱・風怨」も読み終わっているので、感想は後日。 あんまり溜め込まないようにしたいなー。 |
この記事のコメント |
コメントの投稿 |
|
この記事のトラックバック |
| HOME |
|