こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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欧米文化の基本ですかね。 ~「名画と読むイエス・キリストの物語」

読み終わってちょっと時間がたってしまいましたが…

名画と読むイエス・キリストの物語名画と読むイエス・キリストの物語
(2012/08/23)
中野 京子

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この間行きました、大エルミタージュ美術館展では音声ガイドの一部解説を書いたりもしていた中野京子女史の本です。ちょうどタイミング的にはよかったかもしれません。
ヨーロッパ・アメリカなどの歴史や美術、文化背景を語るには、外せないくらい大切なのがキリスト教なのですが、日本人はいろんな宗教を受け入れている(過去に迫害があったとしても現在は)せいか、逆に深くを知らなかったりします。キリストの生涯を大雑把には知っていても、取り巻く環境や人々を知らないと、欧米諸国で、何故こんなにもk「キリスト」の生涯に纏わる宗教画が、生き生きと描かれ続けたのか、理解しづらいように思います。もちろん、キリスト教というものが、全てにおいて優先されてきた時代背景があるのも確かですが、それだけでは、絵画に表現されるキリスト教…聖書の一場面などが、画家のインスピレーションを刺激することもなかったでしょう。…では、そのように表現されるキリストの生涯とは、なんぞや?
この本では、キリストの生涯はもちろんですが、その時代の周辺状況・取り巻く使徒を含む人々のことも触れています。私のなかでは、キリストというものはさほど神格化されていないので、中野氏の描くキリストが余りにも精神的に崇高であるきらいがありますが、使徒やマグダラのマリアなどに関する話は、ちょっと新鮮です。何故、彼らが絵画の中に描かれるのか。ホントフルストの「聖ペテロの否認」という絵では、聖別された使徒でありながら、イエスが捕まったときにその予言通りにイエスの弟子である事を三度否定した事を表現しています。そのペテロの表情が、なんとも人間らしい。認めれば殺されてしまう。その重圧に色を無くした人間くささが出ているようです。
宗教的制約ーーあれ書くな、これ書けーーみたいなものを遵守しているのに、同一のものとならないのは、それぞれの画家が「描きたかった」キリスト、というものがあるからでしょう。
基礎知識を得るために、読んでおくとタメになる一冊。できれば、「怖い絵」のシリーズみたいにもう少し絵画的説明があってもよかったように思います。

今は「おやすみ ブラックバード」を読んでいます。
やっぱしちょっと怪談・ホラー疲れしているようで、普通にフィクションな会話が読みたくなっているようです。
…ラノベって、先がわりと予想できちゃうんだけどね…

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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