こたつ日和

徒然なるままに。雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

恨みだけでなく ~「現代百物語 因ル話」

久しぶりの西浦和也さんの実話怪談。今回は添乗員さん絡みの話が多かったように思います。

現代百物語因ル話 (竹書房恐怖文庫)現代百物語因ル話 (竹書房恐怖文庫)
(2012/12/27)
西浦和也

商品詳細を見る


体調を崩されていたそうなので、影ながら心配しておりましたが、無事に今回の発行となりまして安心いたしました。怪談をまとめるというのは、自分の生命力を削るようなものと理解しておりますが、なんせ削る生命力が低下していてはいけません。ですので、これからもお体を労わりつつ、良質な怪談を細く長く提供し続けていただきたいものです。(ひでぇファンだ)
今回も、上質な怪談。で、まえがきとあとがきのエピソードが入ると百一話です。

「零ーヨルハナシ」…まだ、住んでいるものとして、受け入れる。
「猫が啼く」…自分が破裂する前に、自分の行為を反省してくれるようになるんでしょうか。
「ぼっとんといれ」…知らないって、すごいことですけど…どこにいっちゃったんでしょう?
「くだん」…これだけなら、規模が小さく済んでよかったように思うんですが。
「日本人でも」…なんの根拠があったの!?
「おじいちゃん」…お、おじいちゃんんん!?
「ふざけんな」…さ、さいてーーーー
「キャンプ場」…あぶだくしょんされていませんか?
「無駄」…スタンドじゃねぇよ…
「ウマソウダナァ」…未練を絶つのは大事だけど…だったら理由をちゃんと教えておきましょうよ。嫁いびりか。
「ついてくる男」…最後の言葉を届けたくて。
「大漁旗」…なんで離婚するのに…?
「床の間」…イケル口の掛け軸。
「飛魚」…スカイフィッシュ?…天狗の礫みたい。
「歯」…で、旦那を許したんですか?
「通せんぼ」…それでも。
「お節介」…そして台無しに。
「遺品整理 その1」…ああ、わかるわぁ…私も死んだらやりそうだなぁ…
「手のひらサイズ」…かわいい!
「プリンター」…気持ちはわかるけど…仕事せいよ…
「丘の上の神社」…たどり着いていてくれるといいんですが。
「砂の部屋」…なんか、悪意を感じるけど…
「募集広告」…念が通じたということで。
「着てちょうだい」…もう十分だったら、お炊き上げしてもらったほうが…
「もんで」…平面でもいいんだろうか…
「挨拶」…厳しい。
「DVD鑑賞会」…お持ち帰りあり。
「ミサコ」…スマホだって繋ぐわけだから。
「島の旅館」…お父さんは知っていたんですかね。
「お墓参り」…意地悪されたんだよー。
「おたのしみ」…お…おとこって…
「ピンポーン」…やっと気づいてもらえたね。
「百・因ル話 ーあとがきにかえて」…最後の話が一番忌まわしい感じ。

気になる話は「ふざけんな」「キャンプ場」「ウマソウダナァ」「歯」「手のひらサイズ」「ミサコ」「島の旅館」「ピンポーン」「百・因ル話」ですね。とくに、最後の「百・因ル話」は、私も何かで見たのを覚えていたんですが、提供する側のスタンスの違いが出ています。終わっていない話、災厄を振りまきそうな話でも、ちゃんと提供する側がわかっているかどうかは大事だなぁと思います。多分、TVで出したヒトは、本当の意味でそれを信じていないんじゃないでしょうか。信じていないから何やってもいいかというと、そうではないとは思いますが。伝説となることで、ヒトの意識に縛られて、ミサコさんがますます自縛していくようで、どうやっても不幸です。
今回は、「ついてくる男」の最後のページが違う話にくっついてたり、誤字脱字がちょっといつもより気になったのが残念かも。…データのやりとりはあっちの住人にも手が出しやすそうなんで、気を付けてくださいね。

「芸術家たちの臨終図鑑」を読んでます。寒いので、あったかくして、本読む日々。…ますますでぶちんになるぞ(笑)

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~か行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<臨終には… ~「芸術家たちの臨終図鑑」 | HOME | 語るのと書くのは別物かも ~「不安奇異夜話 不明門の間」>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。