こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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歪み歪んで ~「顳顬草子 歪み」

それでもやっぱり、安定しています。

怪談実話 顳顬(こめかみ)草紙 歪み (幽ブックス)怪談実話 顳顬(こめかみ)草紙 歪み (幽ブックス)
(2013/01/18)
平山夢明

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平山夢明氏の実話怪談です。
心霊・狂気などのこの世にとっては歪んでいる「モノ」がたくさん語られている、ジャンキーにはたまらない逸品となっております。やっぱりこのヒトの「間」が好きかなぁ。文章の合間の「間」みたいなものが、怖さをきちんと味わわせてくれる間になっているようです。
一応、「幽」で連載されている分に書下ろし追加。おいしい一冊です。でも、ちょっとえぐみが減ったかなぁ。ものすごく「怖い」という話もないようには思いました。再読が多いからでしょうか。

「たき火」…いっそこっちにくるといい。逃げ道にするならば…。
「チコ」…どこに行ってしまったのか。
「異言」…整理がつかない心の声?
「ササキの車」…ササキはなぜそんなことをし続けているのか。
「さぼちゃん」…せっかく一つを潰しても…。これは、誰の意思?
「ヨシオカくん」…負の因縁なのか、それとも…。
「あいつ」…死んでも、つながっているから。
「イトマルの夢」…夢が繋ぐから、絆が深い、というと聞こえはいいんですが。
「こんばんわ」…伝えたかったことは…
「十五の春」…ワキヤトキツレの恩返し。義に厚いなぁ。
「ベンキョーに負ける」…ストレス…かな?
「ばちあたり」…じいさんと神仏の最強(?)タッグだし。…でも、きっと、次はない。
「遭難」…死を前にして思いだけが。
「いつかわかる」…その「時」がくるのでしょうか。
「こんこん」…なんか、お母さんがかわいい。
「月に行く」…そして、ツケを払わされる。…生命を代価に。
「贋作」…もてあそんだから、か。
「マネキン」…聞き分けがよくてよかったけど…。その大屋さん、怖くはないですか?

読んだあとも、すっきりしない話が多いのですが、今回そのすっきりしなさ下限はやや薄目かもしれません。気になるのは「ヨシオカくん」「あいつ」「イトマルの夢」「こんこん」「月に行く」「マネキン」。
もっとドロドロの話でもいいんですけどね。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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