こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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さて、何を語る? ~「怪談実話コロシアム 阿鼻叫喚の開幕編」

「幽」で掲載されていた企画ですが、競作集として出版です。

怪談実話コロシアム 阿鼻叫喚の開幕篇 (文庫ダ・ヴィンチ)怪談実話コロシアム 阿鼻叫喚の開幕篇 (文庫ダ・ヴィンチ)
(2013/02/22)
朱雀門出、松村進吉 他

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幽」で好評(だと思う)の企画、「怪談実話コロシアム」が、文庫としてまとめられました。
縛りは一つ。
「400字詰め原稿用紙50枚以内」
短い話を組み上げるも良し、一篇の恐怖譚を編むも良し。
掲載分を加筆修正して収録されていますので、「幽」読者にも新しい発見があるかもしれません。

「地獄を選ぶ」他六編~朱雀門出
「地獄を選ぶ」…表題作は山の中の怪異。誘われてしまっていたら戻れなかった…。
「神の随」…奥さんの聞いてきた話。一種の龍脈みたいなものでしょうか。
「窓」…青い窓に囚われたまま。
「コウジきてへんか」…深夜に訪ね来るおばさん。実体を伴っていそうなのに、先輩は帰ってこない。
「夜を待つもの」~松村進吉
「模倣の行く末」…マネキンは動き続けている…
「手、錠、九」…心霊スポットへ行くことに端を発しながら、連鎖する脈絡のない現象。もし、「九階」へ行ってしまったら、どうなるのか。
「帰郷」~三輪チサ…Cさんは、連れて帰ってくれるヒト。でも、バンバン叩く女を連れ帰らなくてよかったですね。また、Sさんの話は…先輩、言いたくなくても言うべきことでしょう。
「怪談女・そして」~黒木あるじ
「薬の女」「その後」…「くすりゆびだけちょうだい」が怖い。でも、薬指だけで済ませておいてくれたのに…
「二階の女」「その後」…ヌシは、出られなかったのではないでしょうか。
「井戸の女」「その後」…入ったものを滅ぼさずにいられない怨念を抱えた女。それでも、巫女は…。
「団地の女」「その後」…まだでます。
「病める魂」~雨宮淳司
「黄金幽霊」…死んでも変わらない。
「赤鼻」…その病棟を自配しているのはお吟。
「警備保障」~崩木拾弍
「カーナビ禁止」…まだ呼んでいる。
「虫」…虫くらいでは反応しないはずなのは分かっているけど。
「センサーカメラ」…ありのままにいってしまいました。…で、根本は解決してないわけで。
「シートベルト」…まだ、乗ってきているんですよ。

元が「幽」掲載分であるので、今回は50枚を活かした長めの話はなかったように思います。できれば、50枚、まるまる使用した怪談が読みたいですね。企画は面白いので、「幽」で続けていただいて、さらに一人、ゲストで寄稿していただく、という形式になっていくのかしらん。
面白かったのは「神の随」「手、錠、九」「帰郷」「怪談女・そして」「赤鼻」ですね。「警備保障」もいいかな、と思うのですが、なんか似た話があるようにも思います。でも、警備会社関連では結構怪談がありそうなので、是非、取材を続けていただきたいです。

テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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