こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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温故知新 〜「怪樹の腕 戦前邦訳傑作選」

随分、更新サボってました。なんせ20年ぶりの復帰で化石と化した記憶を掘り起こして修正しなくちゃならないわ、新しい事も覚えなくちゃならないわ、毎日結構ハードです。本読むよりも翌日の手順を読むので精一杯です。帰ってきたらすぐ寝ちゃってるし。週末も寝ちゃってるし。でも、なんか読まないとストレスで死にそうになるから、ちょっとずつ読んでいます。なので更新もペースダウン必至ですが、気長に待ってて頂けると嬉しいです。
…スマホからの更新は時間がかかるからなぁ…こーゆーの向きではありません。

で、ちょっとずつ読んでた本です。「無惨百物語 にがさない」は大分記憶が薄れているので、また時間と気力が向いたらUpしたいと思います。

怪樹の腕 (〈ウィアード・テールズ〉戦前邦訳傑作選)怪樹の腕 (〈ウィアード・テールズ〉戦前邦訳傑作選)
(2013/02/27)
不明

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密林では作者名は不明となっていますが、編集は会津信吾氏と藤元直樹氏の二名です。
戦前、第二次世界大戦前の、ウィアード・テールズ掲載小説の翻訳、または翻案が多数読めます。ウィアード・テールズといえばなんといってもかの「クトゥルフ神話」を生み出したので有名です。それは1970年代になってから。でも、それ以前にもウィアード・テールズは日本の青少年にちゃんと「読み物」を提供していたのです。
旧き良き、B級ホラーのテイストがたっぷりです。マッドサイエンティスト、美女、南洋の密林とかのお約束のキーワードがてんこもり!でも、きっと今では味わえないテイストです。今だったら絶対ムリな設定(「成層圏の秘密」)でも、「科学小説」っていっちゃえたりするんですよ。
しかし、昔は自由だったんですねー。今だったらいろんな意味でクレームがきそうですが…。単純に翻訳するだけでなく、登場人物を勝手に日本人にしちゃったり、舞台を勝手に変更しちゃったり、他人の先に発表した翻訳を参考にしちゃったり(今で言うコピペなのか?)、もう好き放題。しかも、そうすることで当時の青少年によりわかりやすいように(翻訳者の独断だとおもうんだけど)してたり。おおらかだったなぁ。
巻末には、当時の翻訳の状況などをきちんと研究としてまとめたものもあって、文学者からは「夏目漱石」とかの文学のようには、あんまり真面目に取り扱ってはもらえないであろう、海外のホラー小説が日本にもたらしたものについてきちんと論じられている一冊でもあります。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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