こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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現もあの世も忌まわしき 〜「忌談」

幽霊が絡まなくても怖い話、というのは確かにあって。
それはやはり、「忌まわしい」としか言いようがないものなんでしょう。



「怪談」実話集ではなく、とにかく、忌まわしい実話をあつめた37話。
確かに、現実の世界のちょっとしたニュースですら、幽霊や祟りやら抜きでおっかないことも多くなってきてしまいました。ああ、それでも。
「怖い」話があるんだよ。

「水音」…音が教えた、死の瞬間。
「白い煙」…無念が漂うパチンコ屋が怖いのか、人の死よりもスポンサー、の現実が怖いのか。
「腐る店」…G絡みは生理的にあかん…
「茶碗の中」…萌えポエムみたいな…
「五十四時間」…全ての状況が指していることは、ひとつしかないけれど。
「裏ビデオ」…スナッフムービー、というものですかね。
「引き寄せの法則」…健康のためなら命もいらぬ。
「変貌」…どんどんアカン方向へ。
「予兆」…おばあちゃんも犬も、精一杯で。
「影」…自分のことはわからなかった。
「胸騒ぎ」…間一髪。
「連敗の理由」…何をしたのか。
「コンビニ」…坂道を転がるように。
「死んだ男」…死者を、おこすようなことは、しない。
「時給四万円」…ああ、そっちなのね…
「赤痣」…ついて、くる。
「痛いひと」…想像を、絶する。
「禁区」…命があっただけでも。

怖い、痛い、気持ち悪い、なんだか厭なエグミみたいなのがまとわりつくのが多く、生きてる人間の話も多いので、幽霊とかは霞んでしまいます。でも、語られない日常のほころびに、何かオソロシイものが隠れているようです。「引き寄せの法則」「変貌」「影」「胸騒ぎ」「禁区」などは、特にきになる話ですね。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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