こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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映画「怪談」・・・新吉さんは身から出たサビ

昨日は、イベント後のお休み。予てからの計画通り、「怪談」を観に行くことに致しました。ちょっと(どころか相当に)暑かったので、げんなりしつつ、上映館へ。
初体験のミッドランドスクエア。・・・映画以外はあんまし用事のないところのようです。地下の食品店はおもしろそう。今度一度食べてみよう。変な食材もあるし。

で、映画「怪談」・・・全体には非常にキレイな作りでよかったです。中山監督って、「リング」の監督なんだ。知らんかった。私は最近は映画を監督で見てないの。すみません。だって下手に知ってると期待しすぎちゃうでしょ?
非常に心憎い演出あり。冒頭、25年前の新吉の父と豊志賀の父の因縁の話は、舞台の書割でおこなっている演出が、凄く好き。講釈師・一龍斎貞水氏の語りが物凄まじい。このあとも、要所要所で語られるんだけど、この冒頭がまさに圧倒される。ああ、全編この方の語りで聞きたい・・・。
怖いシーンもきっちりお約束。怪談噺を聞いていて、「ここで出てきたら怖いなあ」と思うシーンにきっちり収まっていて、お尻のすわりがよろしい。わかってるのに、「ギャッ」と叫んでしまう。というわけで、駕篭のシーンが最高に好きだ。三味線の弦が切れるシーンもドキッとする。CGの蛇は若干浮いている感じがしたけど、まあ、実体をもってないわけだからしょうがないのか。あと、死んでる子供の顔も合成が写真切り貼りっぽいような気が・・・こんなもんなの?
この原作、「真景・塁ヶ淵」は非常に長い話で、8時間ほどかかる噺とのこと。本はよんだことがあるが、たしかにそのくらいかかりそうな噺。これ、2時間に収めたのはすごい。無理もあんましなくて。

さて、主役の役者さん。
尾上菊之助さんは、さすが歌舞伎の人だけあって、立ち居振る舞いが非常にかっこいい。着流しで、たたたっと小走りになったりする時など、足捌きが着物を着慣れているのがモロ出てます。色っぽい、というのが当てはまります。メイクが歌舞伎っぽいので、目が印象的です。
黒木瞳さんは、もう粋な女性。「あんた、どこへ行ったっていいんだよ」のシーン、ムチャクチャきれいなんです。だんだんと、恋しい新吉がいなければ立ち行かなくなってしまう豊志賀の必死さ、湯灌のとき、カッと目を開いて新吉を見詰め続ける姿。(でも、なんかすがりつかれてるような、ただ慈しんでいる様な、なんとも形容しがたい表情なんです)ちょっと年増の女性役なんですが、もうハマってました。

で、やっぱりいいたいんだよ。
新吉さん、あんた、手早すぎ。
そもそも、ヒモ状態でも置いといてくれて、そんでもすっごい愛して縋りついて「とり殺す」とまで書き置いていた女が死んだら、早々に別の女と逃げちゃって、それが死んだら、最初の女の妹に「鈴」なんか渡して粉かけちゃって、お店の娘に好かれて断りきれずに「怪我をさせた責任を取る」的に夫婦になっちゃって、飲み屋で元深川芸者の女にでれーーっとなって、弱み握られちゃって・・・うーーん、どうなんだ、この尻軽男め。
まあ、江戸時代は女性が少なかったとか聞くので、そういうフェミニストもザラにいたんだろうけども、ちょっとは反省してください。
ここまでやったら、親の因縁なんかなくたって、そりゃあ呪い殺されもするわいなあ。

また、読み直してみようかしらん。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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