こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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恨みの相乗効果の果て 〜「ウラミズ」

日本ホラー小説大賞読者賞受賞作、ということで。

霊が見えてしまう特殊体質の真城。そして、霊を水に閉じ込めてしまう能力を持った早音。二人が出会い、お互いの能力を知ってしまったことから二人の運命はめぐり始める。
さらに、二人は霊を封じ込めた2つの「ウラミズ」からより強力な「誰にでも見える」霊を作り出す方法を見つけ出してしまう。
二人はこの「能力」を生かして商売を始めようと画策し始めるが、そこに真城に近づく妖艶な女性・狐寝子が現れ…。

映画などにはしやすい話かもしれません。…でもなぁ。私的にはあんまし面白くなかったかも。
もともと真城と早音が、俗に言うブラック企業に務めていた、というのもあって追い詰められて行く過程もそれほど急転直下という感じはなく、生活を変えようとものすごく頑張っている感じもない。どちらも流され感が半端ない。
また、途中から話に絡み、真城と早音の関係を変えていく狐寝子が、あまり魅力的ではないのも辛い。
はっきりいって、感情移入しにくいキャラばかりなのです。
そして私には、ラストがどうにもある意味ハッピーエンドだとしか思えない。
個がない、というのは、もはや葛藤もない世界であって、この登場人物たちにはお似合いかもね。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

読んだ本~あ行 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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