こたつ日和

徒然なるままに。雑記

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7年ぶりで健在 ~「怪談狩り」

そろそろ怪談シーズン。
6~7月のピークに先駆けて、7年ぶりの中山市朗さんの本です。
淡々と、飄々と描き出される怪談の数々に、夏に先駆けてぞわりぞわりと背筋を撫で回されること請け合いです。

怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス)怪談狩り 市朗百物語 (幽ブックス)
(2014/05/08)
中山市朗

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最近の実話怪談巧者にはない、この淡々とした語り口は、「新耳袋」の頃から健在。

「祖父の足音」…嘘は言ってない。
「般若」…無念が支える廃屋。
「ぬかるみ」…幽霊も集う。
「六甲山の歩道橋」…ずっと繰り返している。
「六甲山の展望台」…見に来たつもりが見られているのかも?
「六甲山の展望台、その後」…ずっと続いている。
「むすんで、ひらいて」…無邪気だけど。仮眠した場所が悪かった。
「自殺の名所」…ああ、もう、そっちに行ってしまっているんだね。
「運転手のひと言」…どうでもいい、といいながら、生霊まで飛ばしているのは…。
「峠の老人」…運転手さんの不幸。
「深夜の工事現場」…では一緒にいたのは誰だったのでしょう。
「付け届け」…死んでも、仕事熱心。
「経文」…何が出たんでしょう。でも、情況的には何が出てもおかしくないようにも思います。
「新入生」…そうやって、受け継がれていく。
「安い部屋」…トンデモナイ。
「キラキラ光る」…ばあちゃんは、知ってるね。
「二階への誘い」…誘いに乗っていたらどうなってた?
「メッセージ」…不吉な写真。そして告げられたメッセージ。
「黙祷」…ちゃかしちゃいけないことだってある。
「私、お化け?」…自覚がないのか、ただのヤバいひとなのか。
「盛り砂」…当事者と、そうでないものの温度差が面白い。
「二階席の観客」…二階には、ヒトはいない。
「保冷庫室」…なんかたちが悪そう。
「今日だぞ」…でも、絶縁中。
「だれだっけ?」…また会うのが怖い。
「黒いバイク」…処分もされず…
「ハガキ」…それでも、来てほしかった。
「死因」…死んでしまった嫁には何が見えていたんだろうか。この話、ネットで見た気がする。
「祖母の遺影」…おばあちゃん、正直。
「ヒロシ君」「母親の姿」…場所に記憶されているのかも。いつか、消えていくといい。
「あんたの格好」…誘い込まれる。
「踏切の地図」…誘い込まれ、奪われた。

気になる話は「自殺の名所」「経文」「メッセージ」「私、お化け?」「だれだっけ?」「黒いバイク」「死因」「ヒロシ君」「母親の姿」「踏切の地図」。
7月に第2弾の予定もあるとかいう話ですので、さらに楽しみです。
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